荻窪に小さいけれどステキな日本酒のお店ができたと聞きまして。
熱燗がウリで、面白い日本酒の品揃えなのだとか。
実はまだこんなに暑くなる前の話でしてね。
そろそろ熱燗も飲み納めかな、の頃のこと。
そんな話、聞いちゃったら、うずうずしちゃって仕方ない。
これはもうボクが行かなくてどーするの!ねぇ?
電話してみればバッチリ予約がとれちゃってラッキー!
それじゃ、早速、東西線に乗り込んで、いざ荻窪へ!
場所がわかりにくいようで、こんな看板を見つけました。
そうです、今夜のお店は「煮込みや まる。」さん!
熱燗も大好きですが、煮込みだってもちろん大好き。
変形コの字形のカウンターのある店内はなんともノスタルジック。
新しいお店だそうですが、ひなびた感じがいいですね。
味わいがあって、この空間だけでも美味しそう笑
可愛らしい女性の店主さんが迎えてくれました。
まるで、これって日本昔話みたいじゃないですかー。
右に見えるのがきっとお酒を温める機械なのでしょう。
こちらも古き良き時代を感じる「ハイカラ」な風情。
氷自体が焼酎を凍らせたものを使っているんですね。
この「シャリキン」もかなり市民権を得てきましたねー
数年前まではこんなになかったはず。
東十条「埼玉屋」さんとか、新橋「ぼんそわ」さんとかが
当時から有名でしたけど。
シャリキン仕様だと、氷が溶けても薄くならないのがいい。
いや、これってむしろ濃くなるのでは!?
それでは早速名物の煮込みをいただきましょうね。
うーんっ!!なんと魅力的な!味の方も濃すぎずに良い塩梅。
「昭和四年」って書いてあるけど、本当かな?すごいな。
やっぱりこれはいっておかなくちゃ!ポテサラね♪
しかし煮込み、いいですね。
結構なボリュームですがこれで450円はうれしいですね。
他にも「モツ煮(塩)」「牛スジ煮(みそ)」があります。
他もぜひ試してみたいところですが、
それは次回のお楽しみということにしまして。。
やっぱりこれはいっておかなくちゃ!ポテサラね♪
これがまたお酒が進むナイスポテトサラダ。さすが!
ところで、みんさん、そろそろお気づきかもしれませんが、
あれだけ言っておいて日本酒が出てきてませんよね?笑
ごめんさい。写真をとり忘れました。
この頃にはとっくに最初の熱燗をいただいてましたよ笑
こちらの「まる。」さんの日本酒がちょっと面白いので、
後ほどご紹介しますね。おつまみシリーズ先にいっちゃいましょ。
こうしたちょっとした一品モノは300円代で頼みやすい。
ほらほら、結構良いポイントついたおつまみ揃ってるでしょ?
こんなのをつまみながら熱燗傾ける夜なんてステキ。
こんなお猪口あるんですね?ちょっとエッチ!?笑
お風呂として入れるなら、まさに「ぬる燗」。いや人肌感!?
ゲゲゲの鬼太郎の目玉のオヤジを思い出す・・・
あぁダメダメっ!!
せっかく可愛い女の子のイメージなんだからっ!笑
ところで、この「煮込みや まる。」さんの日本酒メニュー。
すごく面白いんですよね。珍しいともいえるかな。
食事とともに日本酒を楽しみたいボクは、
プンプン香っちゃう吟醸酒はどちらかというと敬遠気味で。
その嗜好で幼い頃から手料理を食べさせられてきた
実家の母親の影響がかなり大きいのですが笑
こちらの「まる。」さんも同じことおっしゃってて、
なんだか、同志に会えたような気がしてうれしい。
だから品揃えは純米酒ばかりなんですけど、
そのメニューの表記がまた面白い。
それぞれのお酒の個性を女優さんに例えているんですね。
「炭屋弥兵衛(吉永小百合)」「弁天娘(松田聖子)」てな具合に。
だからその女優さんのイメージでオーダーできるんです。
すべて均一の600円というのも選びやすくていいですね。
いいの、いいの。そのくらいがお酒飲み笑
このブランド名だけでも松田聖子さんですよねー。
実は先ほどから「江角マキコ」とか「松たか子」とかも
いただいているんですが、中にはちょっとためらうお酒も。
「生もとのどぶ(泉ピン子)」って・・・。
「夜明け前(市原悦子)」とかもあります。
味わいというよりもネーミング重視かしら!?
こじんまりしたアットホームな感じがまたいいんです。
いろいろ見てきた日本酒バルというのともちょっと違って、
かといって、がっつり居酒屋さんでもない。
それぞれの良さも取り込みながら、ちょうど良いポジションにある。
それが「煮込みや」ということなのかもしれませんね。
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