2013年1月1日火曜日
酒リーマンより謹賀新年
みなさま、あけましておめでとうございます。
昨年も「酒リーマンのフードライフ」を、ありがとうございました。
京都から東京(横浜)へもどってきて、3月で2年が経とうとしています。地元ながらの居心地の良さと、東京ならではの溢れんばかりの刺激。激走する毎日に充実感を感じながらも、実は、あえて思考停止にして自分で気付かないふりをしていた何かがあって。
なんだろうこの感覚。忙しさにかまけて、忘れかけていた大事な感覚。もっとデリケートで、もっとポジティブで、もっとロマンチックな。。「京都だから」「東京だから」とか、そういう理由ではないと思う。たぶん、簡単にいうと、それは「年とった」ということなのでしょう。
もっともっと、敏感だったし鋭利だったし、危うかったし脆かった。だけどその分、情熱や夢や感動や、誇張や背伸びや無駄がたくさんあった。それだけ「心の変動域」が大きかったのだと思います。
若い頃から、小説やエッセイや脚本を書いてみたり、映画をとって演劇をやってバンドを組んで、ハガキ職人をやってラジオ番組をつくって、とやってきた中で、最後に行き着いたのが、お酒だったわけです。
媒体や手法を変えて、どれだけ世界に孤独を叫んでみたところで、「一杯のお酒で語り合うこと」には敵わない。広く大勢の人に伝わることよりも、たった一人、目の前の人にわかってもらうことの方が、どれだけ力になることか。そういう一番大事な根幹みたいなところを忘れていたような気がします。
ただ同時に、まだまだ変わり続けている自分もあるわけで。それは嬉しいこととして受け入れていきたいとも思うわけです。
だから今年、というよりも今年以降の目標を大きくとらえようと思います。「心の変動域」を目いっぱい広げながら、初心に帰って自分の原点を見詰めつつ、そこに今の自分だからこその感覚、考え方、やり方を用いて、抽出していくという感じかな。すごく抽象的だけど。
というわけで、年初の挨拶としてはすごく長くなりましたが、結局は昔から変わってない一つのことを言ってるだけなんです。「もっともっと感動したい。そして、それをもっともっと伝えたい」
それではみなさん、今年もこんなブログですがよろしくお願いいたします。
酒リーマン
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