あの飛ぶ鳥を落とす勢いの「俺の」グループさん（そんな名前？）の、
「俺のフレンチ」さんに4号店ができたそうです。
今度はジャパニーズテイストのフレンチと聞いて、
想像もつかないままに、まずは実食ということでやってきました。
スタンディング形式なのは同じなのですが、
立ち飲み屋さんとしては珍しい階上の店舗です。
階段を上がったドアには、おや、このイラストは？
そうなんです、看板にもありましたが今回は生演奏も楽しめるお店！
なんとか必死にとった予約席は窓側のカウンター。
横にはなんとグランドピアノがありました！
オープンしてすぐの訪問でしたので、お花もまだ飾ってあって。
奥は鏡ですので、実はそんなに広いお店ではないですね。
「ジャパニーズフレンチ」がどういうものなのか、
これから始まる素晴らしい世界の序章に食前酒。
スパークリングの日本酒をいただきました。
ボクの中のジャパニーズフレンチってこんな感じ。
和と洋のいいとこ取りっていうかね。
窓から見下ろすのは銀座コリドー街。
行き交う車も人々も絵になるのが銀座です。
オープンしたばかりとあってか、まだ宣伝もしてないからか
他の「俺の」お店とは違って、立ち飲みゾーンもまだ空いています。
今回のお店の名前は「俺のフレンチTable Taku」さん。
三ツ星の看板シェフ飯田卓也さんのお名前からですね。
フレンチってことで「Table」は「ターブル」って読むのかな？
テーブルワインの「ヴァン・ド・ターブル」ですね。
それではまず一品目！「淡路玉ねぎぎのグラタン」！
なるほど、日本の食材ということですね。こちら380円！やすっ！
「おつまみ」のコーナーにリスティングされているだけあって、
ポーションも少なくて、ほんとおつまみ感覚です。
この淡路産の玉ねぎが素晴らしく甘いんですねー！
そして本格的なチーズの香ばしさがそれを包んでいるという。
これで380円！？相変わらず恐ろしい程のコスパです。
それではさっそくワインに突入しましょう。
ボトルもBYOなんで安いのですが、今回はグラスで。
白は2杯いただきました。たったの500円。
パッシオーネビアンコとタッセメゾンシャルドネ。
ジャーーーン！！出たー！「俺の」さんのデカ盛り！！
このインパクトは強烈ですねー！
周りのお客さんも見てましたもん。
「バスク豚のシャルキトリー盛り合わせ」580円です。
このバスク豚ってのが看板的なお肉のようですね。
フランス産の幻の豚なんだそうです。
それにしたって、こんなてんこ盛りで580円！？
塩味（えんみ）がいい具合に乗っていて、これは飲めます！
ちょこんと乗っているのは、いちぢくですね。
そんなところが「和」のアレンジ。
たまらずに赤ワインをいただきます！これは赤でしょうよ。
赤の方も白同様、グラスは500円です。
目移りしちゃう程の珠玉のメニューのオンパレードですが、
今回の「和」な看板メニューの一つが、この「炭火焼」。
この「火入れ」が、最近のフランス料理の注目の調理法なんですって。
炭火の遠赤外線で焼くという「和」の技法が注目されているのだとか。
この炭火焼の一番の売りは「フォアグラの西京漬」でしょうが、
ちょっとtoo muchだったので「ボロねぎ」というのを。
西洋の長葱ことだそうですね。
これをトリュフのドレッシングで。
炭火焼でネギ自身の持つ甘みが引き出されています。
ここで大物をもう一品！キャーーッ！
「ビュルゴー家シャラン鴨 胸肉のエピス風味」1,480円
もう、ボクにはカタカナがさっぱりわかりませんが、
香辛料の効いた、歯ごたえあって野趣たっぷりな鴨に悩殺されます。
このあたりで、ピアノの生演奏が始まりました！
途中でシンガーの女性も加わって、音楽にも酔いしれる。
ボクの真横でライブ感を堪能しながら、お酒は進みます。
こちらではアミューズの300円の他に
ミュージックチャージとして別途300円が設定されています。
300円で生演奏つきなんて、うれしいじゃないですか。
順番的には逆かと思われますが、こんなのもあり。
ちょっと喉が乾いたので、ここでエビスビール。
いよいよラストの一品です。
こちらも炭火焼から「花畑カチョカバロチーズ」480円。
あの北海道は十勝の花畑牧場のチーズです。
モッツァレラと似た（同じ？）製法のチーズなんだそうですね。
これがヤバイっ！！めちゃくちゃにウマイっ！！
いわゆる焼チーズなんですが、この食べ方はすごい。
写真ではわかりませんが、ギュイーンと伸びまくります。
非常に甘くて濃厚な味わいで、海苔といただくと、あっ・・・（昇天）
ただでさえ、チーズと海苔の相性は抜群ですが、
このアツアツ焼きチーズはもう反則技に近い。うますぎるー！
もちもちっとした、食感もたまらなく官能的です。
これはヤバイです。大興奮です！
たまらず、もう一度赤ワインにもどる、ボク。
だって本当にたまらないんですもん！
というわけで、これでも「Table Taku」さんの数あるメニューの
ほんの少しをいただいただけです。
相変わらず、恐ろしい程のコストパフォーマンスですが、
一品一品のクオリティと驚きが素晴らしい。
和のアレンジでさらにうまさを引き出していますね。
さすが「俺のフレンチ」さん！
ただの安いフレンチではありませんね。
ともかく、まずは第一回戦、ごちそうさまでした。
うまかったー！
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