こちらは2010年1月14日ー15日の記事の転載です。
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うかがうのは本当に久しぶりになっちゃいました。
前回の記事が08年の2月。もう2年くらい前になるのですね。
京都のラム専門店としてあまりに有名な「カオロウ館」さん。
「ラム肉だけを使った料理で四半世紀」という老舗でもあります。
今回はボクも含めて(笑)若干落ち着きのある男性4人で
「大人のカオロウ館」さんです。
前回は大人数のパーティーバージョンでしたからね。
季節はこれもまだ12月の初めの頃。
12/8はジョンレノンの命日としてよく飲みに出たものです、
なんて話題をしていた頃。
カオロウ館さんの一つの顔は、サッポロラガーが置いてあること。
いつもならそのサッポロラガーを積極的にいただくのですが、
今回はある方の秘蔵っ子のシャンパンをいただけることになりまして。
※ご了解いただいた上での持ち込みです。
※ご了解いただいた上での持ち込みです。
なんと’93年もののブラン・ド・ブラン!!
なんという贅沢な!こんなのめったにいただけませんね。
クリスマス前でしたが、これだけですごくメリクリな演出!
男性4人ですが、おかまいなしでカンパイ~っ!!
さすがに色調といい香りといい味わいといい、
結構な熟成感が出てきていますね。
結構な熟成感が出てきていますね。
ただその分、ワイン自体のもつ骨格というか風格を
かなりドスンと感じられる一杯です。
かなりドスンと感じられる一杯です。
シャンパン越しに見えるのはカオロウ館さんでの最初の1品。
必ずここから始めなければ、のルールともいえる、マストなアイテム。
はい、出ました!!ピクルス!!!
このピクルスがまたべらぼうにうまいんですね!
ボクなどのお子ちゃまにはとても解析不可能なほどに、
スパイスが絶妙に効いたお酒飲み泣かせな最高のピクルス。
おいおい、リュイナールはもったいないんじゃないか、とついツッコミ?
これはサッポロラガーで行きたいところかしらね。
続いてまだヌーボーが解禁になってすぐでしたので、
今年の旬の味をいただきました!
こちらはドメーヌ・ロシェのヴィラージュですね。
こちらはドメーヌ・ロシェのヴィラージュですね。
なんだか今となってはボジョレー・ヌーボーと聞くと、
なぜか「笑い飯」を思い出してしまうようになりました(笑)
「鳥人」は面白すぎて死にそうでしたよ。
さぁ、いよいよラムシリーズが始まります!ラムづくしです!
まずはカオロウ館・三種の神器と呼ばれるうちの一つ「マリネー」!
久々にカオロウ館にうかがったボクはまたこれをいただいて悶絶!
うぉ~~~っ!!!っくーーーーっ!!
なんですか、これは~!!!素晴らしい!!
なんですか、これは~!!!素晴らしい!!
ラム肉の臭みは全くといって感じられません。
マリネーらしい酸味と
ケッパー等の各種スパイスが織りなす複雑な味世界。
ケッパー等の各種スパイスが織りなす複雑な味世界。
その中でやわらかな食感をもって口に迎えられる
ラムはむしろもっとも優しい味わい。
ラムはむしろもっとも優しい味わい。
ラムらしさ、というかその香りは、
「実は」ってヘンかもしれないけど、ちゃんと感じられるんです。
「実は」ってヘンかもしれないけど、ちゃんと感じられるんです。
租借してマリネー感とラムの肉感を楽しんで飲みこんだ後に、
フッと鼻から抜ける独特の香ばしさ、ふと香る異国情緒漂う風味。
それが「ならではの」上品なラム感の演出なんですね。
ジンギスカンのような全面押し出し型とは全く逆の発想。
はい、「カオロウ館・三種の神器」の二品目「タタキ」の登場です。
「ラムでたたきなんてできるの~っ!!」という声が聞こえてきそうですね。
これができちゃうんですね~!!
なんだか洋風のかつおのたたきみたいなビジュアルでしょ?
これがまた上品に適度なラム感を残しながら、
さっぱりといただけちゃうというミラクルなラムの調理方法。
さすがにヌーボーはすぐ無くなっちゃって、次の1本が登場です。
普通なら泡→白→赤、というのがセオリーでしょうけど、
今回は赤がヌーボーでしたし、白がコイツだったので逆に。
「ブーズロン」 アリゴテ。
あのロマネコンティのオーナーが造ったアリゴテなのよ。
そういうウンチクに弱いのが男の子(笑)
アリゴテというのは、なかなかメジャー感がないですが、
いただいたこの味わいは素晴らしくミネラリーな香り。
ミネラルリッチ。いやぁ、素晴らしい!
ミネラルリッチ。いやぁ、素晴らしい!
ラムの方はいよいよ「カオロウ館・三種の神器」も
最後の一品「湯引き」です。
最後の一品「湯引き」です。
アンデスの紅塩をつけていただくという食べ方で、
あくまでもさっぱりと、それでいてラムのもつ風味を活きている。
湯引きされたラム肉はうっとりするほどに美しい。。
たたき同様に若干のレアさを持ちながらも、
余計な脂をさっと落としたさっぱりした味わい。
余計な脂をさっと落としたさっぱりした味わい。
一般のラムにイメージするワイルドさは奥の方に影をひそめ、
全体にかなり上品に仕上げられた絶品です。
先ほどのたたきよりもこちらの湯引きの方が
ブーズロンには合いますね。
ブーズロンには合いますね。
いやぁ、これはまた贅沢だな~っ!!!
というわけで、みなさん、今回はここでおしまいです(笑)
いつも血管ブチ切れ調までは行かずに、
カオロウ館さんに合わせたトーン&マナーです。
カオロウ館さんに合わせたトーン&マナーです。
あくまでも上品にお送りしております、
今回の酒リーマン’ズ「カオロウ館」さん。
今回の酒リーマン’ズ「カオロウ館」さん。
楽しんでいただけていますでしょうか?
後半戦はいつものように明日に持ち越しさせていただきます。
もうこの三種の神器だけで相当なものですが、
やっぱりこの後の展開は気になるでしょう?
アレもアレも当然、いただきましたし、
最後はやっぱりアレね(笑)うふふふふっ!!
最後はやっぱりアレね(笑)うふふふふっ!!
それでは一旦は小さくごちそうさま。また明日です~!!
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いやぁ、昨日の前半戦も自分で書きながら生ツバものでした。。
ボクなんてあの三種の神器だけで、そうとう飲めちゃいますから。
この後にあんなことやこんなことになっちゃうなんて!!
それがわかっているからこそセーブして前半乗り切ったわけです。
それではいよいよ後半戦。
そのあんなことやこんなことをぜひご堪能ください。
そのあんなことやこんなことをぜひご堪能ください。
いよいよ「カオロウ館」さんの後半のヘビー級選手たちに備えて、
ボクらもついには本格的に赤ワインにチェンジです。
あれれ!?銘柄はなんだっけかな!?
今回かなりワインが登場しておりますが、
みな持ち込ませていただいております。
みな持ち込ませていただいております。
はい、それでは、もう何度目かわかりませんが、
カオロウ館さんにカンパイ~っ!!
カオロウ館さんにカンパイ~っ!!
で、後半戦の最初に登場はこちら!!
通称「ラムたま」!!
通称「ラムたま」!!
これは通常メニューにはないのですが、
すっかりボクらには定番になっているようです。
すっかりボクらには定番になっているようです。
玉ねぎをふんだんに用いた甘辛い味付け。
日本人の好きな、すきやき風、というか牛丼風というか、
あの味わいです。
あの味わいです。
それをこれがまたラムでやってしまうところがミソ。
いやぁ、お見事です~!!!
もうなんていうか、「ご、ご飯ちょーだいっ」!な感じ。
もうなんていうか、「ご、ご飯ちょーだいっ」!な感じ。
そしてそして・・・いよいよ、アレが登場です。
実はボクの中ではカオロウ館さんで一番好きなヤツ!!
きました~っ!!!「ラムカツ」!!!
これです、これー!!!
これです、これー!!!
ジューシーにかつ、こんがりと焼きあげられたラムカツ様!!!
この衣がまたたまらないじゃないですか!!キャーーーッ!
ナイフ係Fによるサービスカット~~ォ!!
ピンク色のラム肉がなんだか恥ずかしそうに
照れているようにも見えます。
照れているようにも見えます。
これに粒マスタードをたっぷりとつけていただきます!!
はい、パクッ!!サクッ、もぐもぐ、ジワワ~ん!!
これですね~!!
カツの素晴らしさというのはその歯ごたえの良さもそうですが、
カツの素晴らしさというのはその歯ごたえの良さもそうですが、
お肉のもつ肉汁をその中に閉じ込めてしまう魔法の調理法。
この甘み!!このジューシーさ!!そしてこの満足感!!
あぁ、もうボクはラムカツ様の虜です。ラムカツ教に入信します!
はいっ!!そしてここからメインエベントの始まりです!
キターーーーーーーーーーーっ!!!骨付きラムチョップ!!
やっぱりこれですね、これこそがワイルドなラムそのものの姿。
このスパイスで彩られたラムチョップの美しき雄姿をご覧ください。
なんと見事な質感でしょう!!
これだけでもうボクなんてお酒が飲めちゃいます。
これだけでもうボクなんてお酒が飲めちゃいます。
ひぃぃぃ~っ!!
もう許して~なくらいのこのアングル変え攻め。
もう許して~なくらいのこのアングル変え攻め。
思い切り噛みちぎったリアリティある断面がご覧になりたい方は、
前回をぜひどうぞ→クリック★★★ ピンクの断面たまらなひ~!
さぁ、最後です!最後のシメはやっぱりラムカレーっ!!!
カレー好きにはたまらないエンディングですね。
だいたい普通の人はここまでにいろいろいただいているので
ミニカレーにするのですよ、フツーは。。
でも、今回ご一緒したKさんは
これが食べたかったとばかりにレギュラーサイズ(笑)
ミニカレーにするのですよ、フツーは。。
でも、今回ご一緒したKさんは
これが食べたかったとばかりにレギュラーサイズ(笑)
この細かく混ぜられたラム肉が
カレーと相まってたまらない絵柄。
カレーと相まってたまらない絵柄。
写真では全然わかりませんが、こちらがおそらくミニカレー。
ちょこっとカレー食べたいって気持ち、わかりますか?
あぁ、ラムとご飯の氷山がカレーの海に浮かんでおります!
なだれおちる大量のラム・・・もうたまりませんっ!!
それではいただきます・・・パクッ!!
ぅぅっぅぅぅうううううっ!!!うまいっ!!
なんですか、このカレーはっ!!!
なんですか、このカレーはっ!!!
やはり素晴らしきラムカレーの世界!!
これがランチでいただけるなんて!!
やはりランチに行かない手はないですね。
やはりランチに行かない手はないですね。
最後にやっぱり4人で乾杯。
この「カオロウ館」さんが京都にあることに!
こんなラムの世界があることを教えてくれたことに!
というわけで、カオロウ館さん、満喫でした。
およそ2年ぶりとなってしまいまいした、ごめんなさい。
およそ2年ぶりとなってしまいまいした、ごめんなさい。
女将さんによればこのブログで来店された方も>結構な人数とか?
お店にも喜んでいただけているなら本望ですね。
お店にも喜んでいただけているなら本望ですね。
やっぱりこの素晴らしい世界は定期的に訪れたくなりますね。
これからは半年に1回くらいはぜひ通いたい。名店です。
ごちそうさまでしたー!!
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