とんねるずさんの「雨の西麻布」、
作詞は秋元康さんだったんですねー。当時の空気が蘇ります。
さてさて、今回はそんな(どんな?)西麻布のお話。
西麻布なんてボクにとってはとても大人のイメージで
今でもなかなか訪れることもないエリアです。
そんな西麻布に隠れ家的なお寿司屋さんができたと聞いて
連れてきてもらっちゃいました。
せっかくのお寿司なんですが、本気で食べたら
とんでもない金額になってしまう、と弱気なボクら。
そこであえて1軒挟んで2軒目におうかがいしました。
むむ?その作戦はそもそも合っているのか!?笑
真新しい、明るくて清潔な店内が印象的な「鮨吉」さんです。
その美しさに頬ずりしたくなる程の白木のカウンター。
いただきましたのは、ビイル。
やっぱりこういうお店は生ビールではなくて瓶ビール。
薄はりグラスでいただきます。乾杯ー!
非常に失礼ですが、「食べにきた」というよりも
「飲みにきた」感のボクたち。
お優しい大将はそのあたりを充分に察してくださり、
素晴らしきおつまみシリーズをお任せで。
ご一緒した方もボクも2人ともウニ好きだとわかるや
ちょこっとだけ、おつまみウニが登場!
こちらは鮮度の良いウニなので、お塩でいただきます。
美味!醤油でかきけさない、ウニ自体のうまみ。
お魚などもいただきつつ、ボクらはお酒チェインジ。
今回は貯蔵モノの芋焼酎をいただきました。
塩辛などをつまみつつ、上品で落ち着いた時間が流れます。
あぁ、大人の世界だなぁ・・・。
大衆酒場出身(!?)のボクには高級過ぎちゃうくらい?
でもこういうお店で背筋伸ばしていただくのもステキです。
今夜は「大人の男」がコンセプトですから笑
明太子ですがボクの好きな芽葱が散らしてあります。
赤と緑のコントラストは日本人に響きますね。
ボクだけかな?竹林の中の野点傘を彷彿させます。
ま、あちらはもっと赤が鮮やかですが。
もう一つ、焼き魚をいただきました!
が、すみません、こちらも名称を失念。。。
相変わらずお料理寄りで写真をとっていますが、
こちらをはじめ、お皿が非常に素晴らしいですよねー!
お皿も含めてひとつの作品となっているのがわかります。
相変わらず、写真ヘタですみません。。。
大将から「最後に何か握りますか?」と聞かれ、
個人的に東京の鮨のシメはこれだと思っている「コハダ」を。
でもちょっとビックリ。コハダがヅケででてきました!初めて!
と、思いましたが、違いますね。これは大将の気配り。
このまま食べられるようにお醤油を塗ってくださってるんです。
せっかちな江戸っ子仕様ともいえますが、
お酒飲みには、うれしいご配慮です。
お隣の玉子は「ウチの味、試してみていってよ」というお気持ち。
うーん、こうしたお料理を介しての無言の会話、ステキです。
最後にお味噌汁をいただきます。
このお味噌汁が本当に美味しかった!
なんでしょうね、お味噌もワカメも違うのでしょう。
ワカメの風味が非常に濃厚でビックリする程の美味。
やはりプロがつくるお味噌汁というのは違いますね。
いやぁ、久々の高級店で緊張しましたが、
一級品のサービス、おもてなしは違いますね。
特に今回は「こはだと玉子」のところで感動でした。
料理を介した職人と客の無言の会話というか、
美味しさだけじゃない、秘められた職人のメッセージ。
そんなことが少しだけわかるようなってきたら、
ボクも少しは大人のお酒飲みとして成長できましたかね。
鮨吉さん、ごちそうさまでした。
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鮨吉
失念された焼き魚は「マナガツオ」かな??
返信削除>だいぼんさん
返信削除「マナガツオ」ですか?見ただけでわかるんですね。
ボクはそう教えていただけても思い出せません。。ごめんなさい。