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2012年8月17日金曜日

【日本橋・割烹】新規オープンの男気割烹は腕もトークも楽しめます/日本橋OIKAWA


日本橋にステキな割烹ができたというお話が舞い込んできました。

場所柄、仕事の接待で使う可能性があるので、ちょっくら下見、
というナイスなお仕事に預かりました!もちろん上役も一緒ですが。。

場所的には大通りの交差点からちょっと脇に入ったところで
知る人ぞ知る、という隠れ家感のあるところ。

「日本橋OIKAWA」さんです。
ロゴが面白い。「○IIII」って書くのですね。



早速、ごちそうに預かりましてまずはスパークリングの日本酒を少々。
この日の先付はこんな塩梅で。

ごま豆腐と湯葉ですね。
ご主人の笈川さんは京料理のお店で修業をされたとのこと。

お話をうかがっていると、まだお若いのに(失礼)
その造詣の深さに驚かされます。


カウンター席は間接照明が映えますね。
なんといっても笈川さんと話しながらいただけるのがいい。


二品目で出てきましたのはお野菜の「炊いたん」。
おっといけない、つい京都風になってしまいます。

赤、緑、黄色が美しい。
とくにこのトマトの美味しさときたら、ピカいちでした!



コースは5000円からだそうで、お好みも聞いていただけるとのこと。
個人的にはカウンターがお勧めですが、8人までの個室もあります。

いずれはランチもやられるとのことでしたが今は夜の営業のみ。
お客さんには有名人の方も結構多いのだそうです。

日本橋オフィス街の喧騒を離れ、ゆったりと静かに
プロの職人のワザとお酒に酔いしれる、いいですねー。




さぁ、お刺身の登場です!なんとも素敵な器で出てきました。
こうなるとボクらはもう、日本酒ですね。

生もと純米の冷えたところをいただきます。

お刺身一切れ、冷酒をゴクっと!
っくかーーーっ!!うまい!!これですね、コレ!


続いては西京漬け。このあたりも京都の流れが伺えます。

いやぁん、もう、なんでボクの好みを知ってるの~?
と思わず言ってしまいそうな程に日本酒と合わせると最高!



ここで、揚げものを少々。エビしんじょうです。
サクサクのプリップリ!また日本酒が飲めちゃいます。

だいたいこのあたりでもうダメですね。
完全に笈川さんのペースにやられました。

ゆったりとお店の雰囲気に合うように飲んでいましたが、
これだけ美味しいものが出てきちゃうとアウト。

一気に日本酒を飲むペースがヒートアップです!
ごめんなさい。お代りどんどんお願いします。

次は熱燗でー!豪快にー!


ここで出てまいりましたのが、彩豊かなおかずの数々。

余談ですが「おかず」というのは元々「数を取りそろえる」という
意味だそうで、「数々」という表現はおかしいかもしれません。

さてさて、なんでこんなに出てきたかって、個人的には
「ちょこっとずつつまみながら日本酒!」とか思っちゃうんですがちと違う。

この後で最後のメインディッシュとも呼べる一品が出てくるのです。


それがこちらの白ご飯!自慢のお鍋で炊かれました。
なんとも美しく光輝いて、まさに銀シャリです!



おまけでお焦げもいただけるといううれしさ。


ご主人厳選による希少なお米を使っているとのことで、
その美味しさは段違いです。

先ほどのおかずをいろいろ試しながら
このご飯をいただくのですね~!贅沢ーっ!!


お味噌汁もいただきながら、ボクらの場合は
白ご飯があまりに美味しくてペロっと食べちゃいました。

それでもまだちょっと物足りない。いやそれは違うな。
この素晴らしい笈川さんのお料理をもう少し楽しみたい。

日本酒や焼酎と一緒に、ね。
あ、この時点ですでに日本酒メイン焼酎チェイサーになってます(笑)


そこでいただきました追加の一品がこちら!!
そうです!ばちこですね!!

この酒リーマンがこの世でもっとも日本酒に合うと思う一品。
なまこの卵巣の塩漬けを干したもの。高級食材です。

これを軽く炙っていただくと・・・っくーーーーっ!!!
たまらんーーーっ!!日本酒をくれーっ!!

一気に日本酒モードは毛穴全開!アドレナリン大放出になります。



あまりのボクらの感動ぶりに笈川さんももう一肌抜がれて
次なる渾身の一撃を投入されました!

きましたね~!「このわた」!!きたーーっ!!
これでますますボクらの日本酒エンジンは絶好調に!!

でもさすがにこのまま飲み続けては撃沈してしまうと
このあたりで魅惑の笈川ワールドも一旦終了・・・

と思いきや、まだまだ最後に隠し技がありました・・・


な、なんと!!お店のロゴをあしらったお茶受けが!!
これはまたシャレていますね。



お抹茶をいただきまして、うーん、ほっこり。

途中どうなっちゃうんだ!?という日本酒ワールドでしたが
なんとか現世界にもどってきました。



最後の追加の二品は別としましても、このコースでこのクオリティで
5000円はリーズナブルですね。

ましてやこの一級の料理人の手技とトークを
間の当たりで拝見できるというおまけつき。

料理道を極めんとばかりに愚直にまっすぐに進む笈川さんは
実はお話も面白い楽しい方。

ぜひ仲良くなって、いろいろと教えていただきたいですね。
まだまだ隠された美味しいものがたくさんあるはず。

ごちそうさまでしたー!!

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