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2012年2月2日木曜日

【神田・日本酒酒場】魂がゆさぶられる!心から思う本当のいいお店/かんだ光壽


今回、久々に渾身の名店探訪記事となりました。
そうはいっても少し前。年明け早々の同僚たちとの宴席。

0次会を終えたボクらが向かったのはこの日お目当てのお店。
それが「かんだ光壽」さんです!


少し前のアド街で神田特集があったようですね。
そこでも取り上げられていたお店だそうで。

そういう情報に敏感の同期Wによるメンバー募集に後輩2人加えた男4名。
日本酒を堪能して大人なオトコを気取ろうぜ、な会(笑)

浦安からかけつけたSが合流してやっとメンバー揃いました。
実はボク、彼らとは初めて飲むんです。

微妙な緊張感は0次会のお酒でだいぶアイスブレイク。
素焼のタンブラーで供されたビールで、はい、カンパーイ!


そしてこの「かんだ光壽」さん、なにが名物かって、
実はそれがお通しなんですよ。

結構な量がありますから、まずはそちらを召し上がってからご注文ください
一字一句は違いますがスタッフさんからもそんなアドバイス。

最初に御吸い物と煮物の2品が登場したと思えば・・・・


わおーーーーっ!!すごい~っ!!これが名物の御通し!
いわゆる八寸というヤツですね。ちょっとこれは感動です。

これだけの種類がこんなに鮮やかに供されるなんて!!
一品一品に触れたいところですが、そうもいかず。

全体に味付けは薄味で東京にしては珍しいと思えるくらい。
それでも、いただく一口一口が強烈に欲するのがわかります。

そうです、ビールではない。当然ですが、そう。日本酒!
これはさっそくいただかないと!!


会話とお料理とお酒を楽しみながら、宴席が進みます。
ボクらのテーブルはこんな状態に!

もう何種類目かわかりませんが、お互いに他人のも含めて
味を確かめあう、日本酒好きの男たち。

タンブラーの方は和らぎ水です。
日本酒はこうしてワイングラスで出てくるんですね。

こちらの「かんだ光壽」さんは全体に木の温もりを感じる内装ですが、
テーブルクロスを張ってワイングラスというのが面白いですね。

自然と背筋も伸びるというものです。


最近の日本酒のお店の傾向ですが、こちらでもやはり
好みの量を選ぶことができます。

大ぶりのいわゆるワイングラスが120mlのもの、
一個上の写真ですが、シェリーグラスのような三角なのが60ml。

いろいろ楽しみたい人にはいいですよね。
まぁ、ボクらの場合はいろいろをたくさん楽しみたいのですが(笑)

それにしてもこのお通しの八寸は素晴らしい。お酒との相性バツグン。
きっと季節で内容が違うのでしょうが、いわゆるコース料理というか。

いやいや、お店からのプレゼンテーション、ご提案、という感じでしょうか。
いわゆるお任せなわけですが、お店としても同じものを出せるので効率がいいですよね。


さてさて、普段からあまり量をいただかないボクはといえば、
先ほどの八寸と日本酒でかなり満腹気味だったのですが、若人たちは否。

ボクを気遣ってか(笑)進んでポテトサラダを頼んでくれました。
これがまたメチャメチャにおいしい!なんだろう!?何が違うんだろう。

メニューには「酒盗入り」の表記が。

ものすごく病みつき感とポテサラなのに日本酒がほしくなるこの味わい。
ここまでのポテサラはめったにお目にかかれない。

間違いなくボクのポテサラランキングの上位3本に入ります。
うーん、ごめんなさい。圧倒的においしかったという記憶だけが・・・

再訪した時にもっと詳しく味わってみます。
いかんせん、かんだ光壽さん、ひとつひとつ感動することが多すぎて。。


もうこちらのお店は何度めか、という後輩Kによるオーダーが気がきく。
今度はアレ、きちゃいました。珍味の最高峰のひとつ、からすみさんです!

これは文句なしでしょう、もう「これでもかー!」の日本酒飲め攻撃です。
これはヤバイ。本当にやばい。

日本酒のピッチは上がります。
新年早々、こうなるとお会計を気にするのが野暮になりますね。


続いて後輩Kが選んだのはこちらの一風変わった一品。
担々肉豆腐。またソソられまくりのビジュアルじゃないですか!


これがまた予想をはるかに凌駕する、うまさっ!!
なんじゃこりゃ~っ!!!

単なるマーボー豆腐かと思っていたボクがバカでした。
絶妙に織りなす味わいの共演に舌を巻きます。

そして後からくるスパイス由来のホットな辛さ。でも全体が繊細なつくり。
これはまた新しい世界観ですね。

おなかが空いていたらバクバクといってしまうところ。



ここらで食べ物も小休止。秋田名物ですね、いぶりがっこ。
こんな一品がまた日本酒を進ませるんですよね~



日本酒の方はもうどの写真がどれだったか、わからなくなってしまいまいた。
これはうすにごりのお酒ですね。
この日ボクが頼んだのは、「醸し人九平次」の純米吟醸、「松の司」中取り純米吟醸、
「大那」の純米大吟醸 斗壜取り、そして、山形の「楯野川」。

中でも、だれかが頼んでて、一口もらった「作(ざく)」という、
お店オリジナルの三重の酒が素晴らしく美味しかったです。

お店にオリジナルの日本酒があるなんて、すごいですよね。


ではでは、もう少し飛ばしましょうか。
こちらは西京味噌焼きですね。なんの魚だったかな・・・ごめんなさい。

西京味噌だなんて、もう日本酒に合わないわけがないじゃない。
東京に来てまだ1年経たないですが、すでに西京味噌は懐かしの味。


さぁ、いよいよ最後ですね。「大山鶏の雑炊」これはまた美しいっ!!
もうこんな時間ですし、こうした2~3人前を4人でいただくぐらいがちょうどいい。

相変わらず、といっては失礼ですが、こちらもやっぱり上品な味わい。
この繊細さが日本酒とのマッチングをさらに引き立てるのでしょう。


いやぁ、満喫でした。
ただ飲食するだけでなく素晴らしい時間を過ごせたなぁ、という感想です。

お店全体を覆う大人の雰囲気がステキなんですよ。
紳士淑女の集う日本酒ダイニング、という感じでしょうか。

ボクにとっての"ファインレストラン"ってこういう感じかな。

最近、思うのですが、お店は当然お店の方が主役なんですが、
お店をつくってるのはお客さんでもあるんですよね。

こういうお店には本当にいいお客さんがいる。
いわゆる「客筋がいい」というのがまさにピッタリ。

そしていいお客さんがいると、お店の方もさらに努力されるのでしょう。
そうんなプラスの相乗効果がスパイラルになって、いいお店があるような気がします。

久々に「あぁ、いいお店だなぁ」と心から思うのでした。
ごちそうさまです~

  P.S.もちろんボクはど大衆の立ち飲みも大好きですよ。

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