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2014年3月18日火曜日

【立石・もつ焼き】数年来の念願かなった!ずっと行きたかった伝説の酒場についに潜入!至福の「もつ×焼酎」ワールド/宇ち多゛

京都時代を含めかれこれ10年近く憧れ続けていたお店があります。
立石もつ焼きー。大衆酒場の権化ー。名店中の名店ー。

特にボクのようなチューハイ(焼酎)好き、正確には甲類焼酎好きには
聖地とも呼ぶべき、伝説的なお店。それが「宇ち多゛(うちだ)」さん!

こんなにも大衆酒場好き、かつ一人酒好きなボクでも、
ここだけはハードルが高くて入れなかったんです。

いつも指をくわえて前を通りすぎていたお店。
「あぁ、いつか行ってみたい!だれか連れて行って!」

先日、後輩Sが初の「宇ち入り」(宇ち多゛さんに行くこと)を果たした
と聞いて、「ぜひ連れて行ってくれ!」とFBで誘ったのがきっかけ。

京都の頃に一緒で東京に転勤してきている先輩Nさんと3人で挑みます。
ボクの人生でもハイライトになるべく初のうちださんです!


ここ「宇ち多゛」さんの開店は午後2時。

もつ焼きもさることながら生モノメニューも人気なので、
すぐに売り切れちゃうらしく、常連さんは早い時間に集中するのですね。

一人客が多いので、回転しだしても空くのは一人席になるわけで、
初めてのボクらにはそれが一番の恐怖ですから笑

並んで座るためにも開店の14時をめがけて並ぶことにしました。

3人とも会社を午後休にして、13時に京成立石駅集合!
1時間前だというのに、すでに列ができていましたね、さすが!

天気も良好。ネクタイ外してステキな午後休ーっ!
こんなお休みの使い方、素晴らしいよね、と自分たちでいい合う笑

ドキドキとワクワクが入り混じった遠足の前の日モード。
あぁ、楽しみーっ!だけどちょっぴり不安・・・。


午後2時過ぎ。いよいよ開店です!やったー!!
おー、このテーブル!いろんなサイトで見た通りだ!

カウンターの常連さん方はもう食べ始めてる!!
すごい早さですね。


ボクらはまず、一番の目的であった、これをいただきます!!
おーーっ!!光り輝く黄金色の液体!!これぞ正真正銘の「梅割り」!

肉厚のレトロちっくなグラスに宝焼酎を一升瓶のまま注がれて、
そこに魅惑の梅シロップを垂らしていただきます。

だから度数的にはほぼ「生(き)」のまま。20度以上はあるかな。
力強いアルコール感ですが、甘く後をひく梅シロップが和らげる。

梅酒のような梅味ではなくて、梅風味のどこか懐かしい味わい。
その正体は・・・まぁ、そんな無粋なことはやめましょか。


まずは煮込みからスタート!いろんな具材が入ってますねー。
常連さん方は自分好みの部位を指定して入れてもらっています。

一日に出る数が決まっている部位もあるそうです。
こちらは早いもの勝ちになるわけ。だから並ぶんですね。


このブログの読者の方はよくご存知だと思いますが、
酒リーマンは、なんといっても場所、酒場自体に弱いもので 笑

もう、食べ物やお酒が、という前に、お店の素晴らしい雰囲気に
すっかり舞い上がっちゃって、ずっと浮足だった状態。

憧れが強すぎたもので、許してください。
ジャニーズのアイドルに生で出会えた女子高生みたいなもんです。


さてさて、このボクをしても、おっと、エラそうでごめんなさいね。
でも、これはお伝えしておかないと。

曲がりなりにも、これだけ飲み歩いているボクでも、
なかなか入りづらかったのには理由があるです。

それは「宇ち多゛」さん独特のオーダーシステムです。

看板である「もつやき」ですが、
メニューには「もつやき」としか、書かれていないんです。

そしてオーダーの仕方が慣れないと難しくて、
部位の名前+焼き方+焼き具合等々を指定していくんですね。

詳しくは有名なサイトをご覧いただいた方がいいでしょう。
ボクらもここでかなり事前学習を積んでやってきました。


先ほどのが「ツルタレ」ですね。こちらは「レバ素焼き」。
「ツル」というのは、おちんちんのことだそうです。

この味わいがまた独特なんですねー!かなりワイルドな風味。
ガシガシと一気に食べていくのが合ってる感じ。

味わいも濃い目なのですが、ここに流し込む梅割りサイコー!
やっぱり焼酎は肉類と一緒が一番似合っている気がしますね。


続いては生モノ「タンナマ」です!
超人気メニューですぐに売り切れちゃうのだそうです。

生とはいってもしっかりボイルしてありますが、
これがもう、絶品!!っくーーっ!!うまいっ!!

じつは今回、もつ焼き以上に感動したのがこちらでした。
これはお代わりしたいくらだぞ。


梅割りも2杯目にきたあたりで、やっとボクもお店に慣れてきました。
こういう酒場写真が好きなのものでパシャリ。

一見、コワモテの店員さんも実はすごくいい人で、
お客さんに対してタメ口なのは好みはあるでしょうが、それが下町。

逆にそんなところがすごくキサクな感じで
オーダーもしやすいんですよね。

ボクらが初めての客だとすぐわかるようで、
気を使っていただきました。ありがたい。


もつやき屋さんに来ておいて、こんなこと言うのアレですが、
実はボク個人はもつ自体はそんなに積極的ではないのですよ。

それでも、これだけは大好物なんですよね、カシラ!
塩でいただきました。めっちゃジューシー!!うまいっ!


そうそう、「宇ち多゛」さんではお酒の方にもルールがあるんですね。
人気の梅割りですが、やっぱり度数が高いので酔ってしまいがち。

そこで一人が飲める杯数が決まっているんです。5杯まで。
お代わりの時は「何杯目?」と聞かれます。自己申告しましたけど。


続いてはもつやきの定番ですね。「シロ」を!
これは・・・みそだったかな?ごめんなさい。記憶が・・。


これは「ナンコツ」ですね。ハードな焼き加減がたまらない。


ここでお酒の方は趣向を変えて、こんどはブドウ割りに。
こちらも焼酎にブドウエキスを垂らしたもの。

うーん、好み的にはやっぱり梅割りの方が好きかなぁ。


というわけで、すぐに飲んじゃって梅割りにもどします。これで4杯目。
さすがのボクも結構酔っ払って!?いやいや、緊張で酔いませんよ笑

やっと周りを見渡せる余裕が出てきましたところ、
あらあら、もうお客さんたちは1回転しちゃっている人も。

お友達かな、と思ったら、どうやら隣に居合わせただけの方々。
明らかに初めてのボクらにもいろいろ話しかけてくれます。

こういうのが下町酒場のいいところですよねー!


「食べた皿は重ねていって」。お兄さんが教えてくれました。
そうでした。事前に調べておいたのに!ダメじゃん。

大きいお皿が4本で小さいお皿が2本。
あとは回転寿司のようにお皿の数でお会計をするみたい。


さぁ、いよいよ最後のもつですよ。こちら「アブラ」!
これは背脂のところだそうです。あまり見かけないですよね。


梅割りと一緒に記念撮影ーっ!!
iPhoneの壁紙にしようかしら笑 ←本当にしているボク。


女性のお客さんもチラホラ見えますね。
みんな好きなんですね!食べ物に男女は関係ないですから。

しかしほとんどの人が梅割りを飲んでいることに改めてビックリ。
こういう雰囲気こそが酒場の、焼酎の原風景なのでしょう。


おっとごめんなさい。まだ最後じゃなかった。もう一品。
すっかり酔っ払った後輩Sが暴走気味です。まぁ気持ちはわかるよ。


というわけで、いい感じなところで、お店のお兄さんから
「じゃ、そろそろだね」とお声掛けいただきお会計。

当たり前ですが、外はまだ断然明るいですね。
行列は絶えません。


せっかくなので立石の街を散策!
駅近くのもうひとつの名店「ミツワ」さんです。

こんなことやっていると、近くのトイレから、
先程「宇ち多゛」さんで、ボクらのすぐ後ろに並んでいた常連さんが!

「ここは17時からだよ」と優しく教えてくださる。

「江戸っ子の方に行こうと思うんです」とボクらが言うと、
「江戸っ子は16時半だね」とアドバイスしてくださる。

やはりこのあたりでは、その3軒は別格のようですね。
では少々時間をつぶして散策しながら「江戸っ子」に向かいますか。

ともかく、念願の「うち入り」が果たせました!
これで、もう一人で来られる?

やっぱり素晴しいお店でしたね、「宇ち多゛」さん!
ごちそうさまでしたー!!

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関連ランキング:もつ焼き | 京成立石駅青砥駅

2 件のコメント:

  1. 「あんちゃん」に「何杯目?」と聞かれるのは酔っぱらってないかを見るためですよ!
    嘘つこうもんなら、即退場だったりして・・・(^^;;
    店の雰囲気は冷たい気がしましたが、これが江戸っ子の雰囲気なんですかね?
    もう一度行きたい店です!(^^

    返信削除
  2. >だいぼんさん
    そうか、酔っ払ってないかを確かめているんですね。なるほど。
    お店の雰囲気、そんな冷たい感じでしたか?一人のお客さんが多いからですかね。
    これで一人で行けるようになりましたよ。

    返信削除

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