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2014年3月13日木曜日

【目黒・大衆ビストロ】バル越えのフードクオリティは確かに「ビストロ」!美味しい楽しい!久しぶりに渾身のイイお店!/JILL

いやぁ、世の中、ワインというか「バル」ブームですよねー。
都内なんて、どこもかしこもバルバル、バルバル。

変化球系も増えてまして、和バルや唐揚げバル、山形バルとか
いろんなバリエーションが広がってもきました。

ちゃんとしたお店も勿論ありますが、
とりあえず「バル」っていっとけ的ななんちゃってもあって!?
そういうところも出てきてこそのブームともいえますが。

日本人の良いところでもあるんですが、どんどん独自解釈を入れて
日本人好みに変化させていくんですよね。すごいよ。

おそらくは今はしっかりした定義はなくて、
「気軽に入ってサクっと飲んでつまめる、ちょっとシャレたお店」
ってなところでしょうか。

なんだ、そう考えるとボクの大好きなお店たちじゃないですか笑
あ、「ちょっとシャレた」ってところがボクではない!?

前置きが長くなっちゃって、ごめんなさい。
そんなバルブームの中、「大衆ビストロ」と名乗るお店が出現したと。

これまた不思議な響きですねー!
大衆小レストラン?それともバルの変形?

ともかく、その「大衆ビストロ」のお店が非常に「いい」のだそう。
え、そうなの?こうなったら自分で体験してみるしかないじゃない。

久しぶりにワインな夜もいいかな、と後輩を連れて
やってきました、目黒の「大衆ビストロJILL(ジル)」さん!


おー、これが大衆ビストロ!って急にはわからないですが、
いやぁ、予約しておいてよかったですよ。ものすごい盛況!

後輩がタバコが苦手なんでカウンターの端の席にしてもらいました。
ここからだと厨房が一望できる。

真ん中も向かい合う形のカウンター席で奥にテーブルがちょこっと。
決して大きなお店じゃないですが、とにかく活気がすごい!

確かにこれは大衆酒場に通じるものがありますねー!
ワイワイ楽しい、隣客と肩触れ合う賑やかな酒場です。

なーんだ、ボクの大好きな大衆酒場の洋風バージョンじゃん!
「大衆ビストロ」ってそんな感じ?


1杯目はカールスバーグとグラススパークリング、ラノビア。
おっ!流行りの「こぼれスパークリング」ですねー!


久々の後輩なんで積もる話もあるのですが、
ワインを飲もうと決めた日にはだいたいの構成を考えるボク。

白→赤でいくとして、フードはやっぱり魚介→お肉かな。
その間に野菜系が挟めればいいかな、と。

まずはいただいたのは「海老とクレソンのビストロ餃子」680円
これがまたアンチョビバターが効いてて美味しい!

やばいぞ。これは飲んでしまうぞ、今夜。


そして「スモーキーポテトサラダ」。ハーフにしてもらいました。
薫香豊かな、お酒が進む仕上がりになっていますね。

おっとまたしても写真を忘れちゃいましたが、
この時点でボクはもう白ワインにチェンジです。

いやぁフードのクオリティ高いよ。飲んじゃうよ。


いやっほー!!ついつい歓声を上げてしまいそうになる、
「寒ブリのカルパッチョ サラダ仕立て」は780円!

プリプリの寒ブリちゃんを口いっぱいに頬張りながら、
きりりと冷えた辛口の白ワインで流す。あぁ、至福。。。


この日金曜日ということもあったのですが、とにかくすごい人!
みんな笑顔ですねー!ワイワイと賑やか、これぞ大衆酒場・・・。

いや違う。単なる大衆酒場の洋風バージョンってことではないですね。
料理のクオリティが高い!ここが「ビストロ」だというゆえんでしょう。

そして1品1品がしっかりしている。ここが「バル」とも違う点。

お値段的には決して安いわけじゃないですが、
このワイワイガヤガヤの雰囲気はまさに大衆的。

そんないいとこ取りのお店、それが「大衆ビストロ」なのでしょう。


さ、そろそろ赤ワインにチェンジしてお肉コーナーにはいりましょう!
なんだボク、飲みなれないだけで、ワインもしっかり好きじゃんね。


これまたステキなのが登場!「JILLの焼きパテカン」780円
パテカンってわかりますよね、パテ・ド・カンパーニュ。


この肉肉しさを見てくださいよ!!
表面をしっかり焼かれているので、素晴らしい香ばしさ!

口の中いっぱいに広がるお肉感。ぬふふふっ!
赤ワインにしておいて、よかったぜぇいっ!


お肉なものをもう1品いただきましょう!
「厚切り茹で牛タンの柔らか煮込み」880円

こーれーが、また、アナタっ!もうっ!ダメよ!うますぎ!
超柔らかくて、口の中でとろけるような美味しさっ!!

ワサビでいただく、というのも良い発想ですね
まさにレストランの一品料理です。


たまりかねたボクは赤ワインをもう一杯。
この日の「お宝ワイン」と書かれたメルセデスのカベソー。

赤ならピノノワール系の方がが好きなボクですが、
たまにはしっかりどっしりカベソーをいただきましょう。

と思いきや、それ程重たくなく優しい味わいの赤。


入り口では立ち席ができてウェイティングしながらの立飲み。
立飲み好きのボクなんて、そっちもいいな、と思っちゃったり。

まさにお客さんが溢れかえってるような雰囲気です。
人気ですねー!


いやぁ、満喫しましたよ、大衆ビストロ。
これは人気なのもうなずけますね。

デートはもちろんですが、どちらかというと仲間と飲みたい。
それでいて、一人プラッと来て飲んでも全くオーケー!

間口の広い大衆酒場でありながら、クオリティ高い一品が楽しめる。
これは良いお店を教えてもらいましたねー。

ちなみにこの入り口の写真は入店前のものです。
フリーのお客さんが残念ながら入れなかったみたい。

帰る頃にはこのあたりはお客さんで溢れかえってましたよ。
久々に本心からまた来てみたいと思える良いお店でした。

ごちそうさまでしたー!
こういうのの和風版できないかな?「大衆割烹」?

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