いやいや実は久しぶりになっちゃいましたね、
年に2回開催される焼肉のプロの方を招いての太昌園ナイト!
いわずと知れた「プロが選ぶ焼肉店上野地区NO.1」の超名店「太昌園」さん。
毎回焼肉の新境地開拓の瞬間を味わわせていただいております!
ブロガーの役得ですね。
これまでも幾度となく焼肉の概念を破ってこられましたよね。
希少部位は数知れず、生卵で食べるすき焼き的世界、熟成肉の焼肉的解釈etc…。
さぁ、今夜はどんな世界が待っているのでしょう。楽しみ~♪
それでは今夜も行ってみましょう!それでは、みなさんでカンパイ!!
もちろん太昌園さんは高級店ですから、そうホイホイとは来られませんが、
たまの理性を解放しての贅沢焼肉ですからブッ飛ばしていきましょうね!
お通しはナムル。このナムル一つとっても美味しいのが大事ね。
この日はお隣でも大宴会が入ってまして、すごい活気。
こちらも負けていられませんね!
キムチの盛り合わせはいつものような豪快な盛りで!
1人ずつのチョレギサラダは先ほどのワカメを乗せるとなお美味しく!
そして、のっけから出てきましたね!見たことない一品が!
こ、これはつまり…イタリアン!?なんともオシャレな一品の登場です!
なるほど!パンに乗せてたべるブルスケッタスタイルなわけですね!
お肉はローストビーフ的にタタキ状態にしたタルタルステーキ。
見ただけでヨダレもの!これを混ぜ合わせまるとますます魅惑。。
さらに!もちろん、ただのブルスケッタではないですよ~
マーガリンを塗ったパンをコンロで焼くのです!
軽く炙るくらいですけど、これによって香ばしさがググッとアップ!
ここにこそ、焼肉屋さん、つまりはコンロ完備のお店でいただく意義がある!
それでは早速いただきます!うーん!美味しい!なんとも新しい食世界!!
ケッパーの酸味と個性的な香りと、シャキシャキ玉ねぎ、甘くマイルドなお肉!
ここにコクあるマーガリンとパンのボディ感~っ!
新しい!もちろん今までの焼肉とは一線を画す新境地!
さっぱりとして焼肉の前の前菜としては素晴らしい効力を発揮してますね!
ますます食がそそられちゃいます~!
どひゃーーーっ!目が潰れそうです!きらびやか~!
麗しきお肉たちの登場です!手前のタンはわかりますが奥のは初登場。
「○熟」と書かれたのはエイジングビーフの印です。
「センボン」という部位なのだそうです。その熟成パージョン!
見た目の通り、もともとは「千本筋」よばれるほどに筋がたくさん入ったところ。
人間で言えばふくらはぎにあたる部分の中心にある、
一頭から300g×2本足程しかとれない希少部位なんですって。
いやぁ、これまた楽しみじゃないですか!
焼くと、この無数に入ったスジが良い働きをするらしいですよ、フフフフッ!
タレの方も進化していました!ワサビがてんこ盛りなのは変わらずに
左のタレの方に透明なマクが張ってありますよね?
これが進化の一つ。なんとなく全体にイタリアンを思わせますが、
これ、なんとエクストラバージンオイルなんだそうです!
焼肉のタレにエクストラバージンオイルだなんて初めてききますね!
韓国とイタリアの融合!?
まずはタンをいただきましょう!相変わらず肉厚のタン!
焼肉の焼き方は片面を6割程、表面に汗をかくまでじっと堪えて焼きまして、
ここで初めてひっくりかえして残り2-3割りを焼いたところで完成!
何度もひっくり返してはいけないのですね。
これがプロの方が教えてくださった最も美味しい焼き方!
タンはレモンにつけていただきますよ!
むはーーっ!!相変わらず美味しい!なんていう甘みでしょう!
今回初めて参加された、ポクの隣にいたIさんは感激してましたよ!
実はボクも太昌園さんのタンは久々なので大感動!美味しい!
続いてこちらが件の「センボン」ちゃん!
焼くと思ったよりもシワが寄ってくるんですね。でもかなり肉肉しい色調!
じゃーーーん!焼きあがったセンボンです!
うおーーー!これもまためちゃんこ甘い!天然のナチュラルな甘さです!
ここで先程の秘密が明かされます。
「千本」とよばれる程入ったスジが火を通すと溶けだして、
それがすべて、この甘みへと変化していくのですね~!!ウオォォォォォォうまい!
どわーーーっ!!一同から声にならないどよめきが!!!
こちらが本日のメインディッシュ!!熟成のブロック肉です!!
今のところはメニューにはないそうですが、焼肉のプロの方が
この日のために揃えてくださいました!
手前の四角いのが「熟イチボ」で奥が「熟ランプ」!!
それにしても、あまりの登場感にボク以外のみなさんも写真撮りまくり!
当たり前ですが、普通ではこんな塊、出てこないですよ!
ここからスライスされて焼肉になるわけですからね。
もう、あまりのインパクトにボクもいろんな角度から撮影しちゃいました!
なんとフォトジェニックな怪物たちでしょうか笑
ここからは、もうすべてプロにお任せします。
こんなに素晴らしいお肉ですが、「ステーキではなくてあくまで焼肉として」
美味しく食べることを追求されていらっしゃのが素晴らしい!
だからこそ、きっちりと、こうしてコンロで焼いていくのですね~!
ただし、この大きさですから当然焼くのに時間がかかります。
その間はもちろん、お酒の方をデッドヒートでいただきますが、
こうしてジワジワと焼けていくのを眺めていること自体がおつまみですね!
ほら!手前の熟ランプ、切り口の角が柔らかく溶けてきたのが見えますか!
こうして更に中へ中へと旨みを封じ込めていくのですねー!
さすがに全部一辺には焼けませんので、時間差で焼いていきます。
ほら!こんがりと焼かれた表面がたまらないでょう~~~!
ここでボクの目の前のプロがおもむろに肉塊を
プレートの上に引き上げていきます。
あれ!?もう焼けたのかな?まだ表面だけのような・・・。
なんと、実は焼いている途中であえて引き上げて、
一度こうして、お肉を休ませてやるのですって!!へぇ~初耳です!
なんでも、一度こうして休ませてあげないと、後で包丁を入れた時に
切り口からドリップが全部出てしまうのですって!
そうなんですね~!一同、感心するばかりです。
これまでも相当数の焼肉を食べてきましたが、全く知らなかった!
コロコロと外側から焼けば中に封じ込まれるとばかり思ってました。
いやぁ、さすが!お肉のことは隅から隅まで知り尽くしてらっしゃる!
こういう方とご一緒だと、もう他では食べられなくなりますよね。
休ませていたお肉たちを、再度コンロに投じてじっくり焼いていきます!
ますます、魅惑の色彩を帯びてきましたね!あぁヨダレが~!
仕方ない、もう飲んじゃうしかないですね!
お酒の方はビールはとっくに終了してボクはドライチューハイをメインに
日本酒、赤ワイン、ハイボールをちゃんぽん!あ、みんな同じか笑
さぁ、いよいよ、焼きあがったお肉に包丁が入りますよー!
ここも、目の前でプロが切ってくださいました。
さぁ、この美味しさを伝えるために、ここで久々の動画の登場ですよ!
みなさん、赤じゃなくて「ロゼ」というところにご注目ください!
臨場感たっぷりですね~!今見てもヨダレが出そう!
うっすら見えるロゼがわかりますか!!
ミデアムとミディアムレアの中間ぐらいの絶妙な焼き加減!
ヾ(*´∀`*)ノキャッハ―――!!!なんてことでしょう!なんてことしょう!
この魅力的すぎるお肉を見てくださいよー!!キャーーー!
わさびをたっぷりテンコ盛りにしていただきますが、全くワサビに負けない!
というか、ワサビは辛味ではなく、脂切れをよくする機能を担うのですね。
噛むたびに溢ふれてくる肉汁に口中は官能の渦!!
なんですか、この天然の甘いジュースは!!!うまみも濃厚!
熟ランプの方にもいよいよ包丁が入ります。お肉、入刀ーっ!!
こちらは先ほどのイチボよりもさらにロゼの部分が大きい。
焼きたての切りたて!歯茎を跳ね返すような弾力はセクシーですらある!
わさびていただくと、こちらもサッパリ。
お肉本来の味がくっきりと浮かび上がりますよ。
ここでまて新しい試みのメニューが出てきました!
これは…なんと焼肉のカツレツですね!衣がついてる!
こちらはあえて塩でいただくのだそうですが、これもまた新しい味わい。
牛カツということになるのかな。中のお肉がレアなのは初めての体験です。
キャーーー!!目をみはるほどの鮮やかに輝くレッド!
お肉部門最後に登場しましたのは太昌園さんの定番中の定番です。
お肉の方はサーロイン。ただのサーロインじゃありませんよ。
サーロインの芯の部分だそうです。一番美味しいところ!
これを太昌園さんならではのスペシャルデリシャスな食べ方でいっちゃいます。
だいぶお腹もいっぱいになってきましたが、これを目にしちゃうと俄然元気に!
もう、お酒も回ってきてましたのもあって、そのままプロの方に焼いていただきました!
正直にいって、焼いていただいた方が断然美味しいですのでね。
さっすが!美味しいところを逃さない、見事な焼きワザですね!
こういう薄めのお肉こそ、デリケートな焼き加減が難しい。
はーい、わかっちゃいました!?名物の生卵タレでいただくのですねー!
もう面倒だから、とプロ自ら全ての焼き手を担ってくださいました!
焼けたそばから生卵タレにお肉が投入されていきます。
改めて、その一枚の大きさにびっくりしますよねー!
ビロビロビローンっと!ささ、回して回して、いただきましょ!
ぬふっ!このビジュアルたまらないっすね!
もともと味のついているお肉ですから、あとは生卵タレにくぐらせるだけ。
でも、たっぷりとその身に生卵を浴びてもらった方が美味しいですから、
何度も何度もくぐらせます…。うぅ、たまらんっ!!
生卵ごと口に流し込みたくなる衝動を必死に抑えて、ちゅるんっと!!
っくーーーーっ!うまいーーーーっ!!
このお肉の甘さとタレの甘み、さらには生卵のマイルドなコクが加わって
口の中ごと異次元にぶっ飛んでしまったかのようなアメイジングワールド!
もう、歯はいらないくらいの柔らかさで、にゅるるるりんっと!
やっぱりこれをいただかないと太昌園さんは締まりませんね!素晴らしい。
最後の締めはこちら!もちろんwithドライチューハイで笑
こちらはご飯も入ってるのでクッパになるんですかね。
ハーフサイズなので、お腹にも体にも優しく、味わいもマイルド。
テールが入っていてお出汁もバッチリでてまして、美味しい。
ほっこりと…じんわりと癒されていくのがわかります。
いやぁ、今回も素晴らしき焼肉新世界でした!ドボルザークがBGM!
今まで味わったことも見たこともない、新しい焼肉?いや焼肉を超えた新境地!
あまりの美味しさに翌日まで穏やかな幸福感に包まれておりました。
いやあ、やっぱり素晴らしい!今回も感動に次ぐ感動!
ごちそうさまでした!
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