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2013年2月14日木曜日

【志村三丁目・野獣肉専門店】味のある野獣肉と味のある酒。それ以上に味のある店内と味のある大将が魅力/酒蔵新潟


ある方から夜のお誘いをいただきましてね。
以前から知っている方で、いまやすっかり有名人の方。

今回、初めてお会いすることができました。
そんな逢瀬の場所におススメいただいたのがこちらのお店。

なんと「野獣肉専門店」だなんていうからドキドキです。
これは楽しみー♪ 「酒蔵新潟」さんです。

初めて、訪れた「志村三丁目」という駅、正直、遠かったー。

三田線で1本でしたが、場所的には池袋よりずっと奥、戸田の手前。
緯度的にはほぼ赤羽あたりなんですがね。

こうして見ると京浜東北と三田線が南北に並行していることに改めて気づくボク。
東横線住みのボクには三田線の方が便利かもしれない。


まだ先日の大雪の残る中を歩いていけばやっと見つけた不思議なお店。
中に入れば、これはまるで山小屋っ!!一抹の不安・・・笑

ともかく、まずはビンビールで乾杯です。イエース!


いやぁ、すごんですよ!これはもう見てもらった方が早いですね。
そこらじゅうに剥製があって、まさにここは「マタギの山小屋」!

ん?黒電話?笑 時々こそっと不思議なものも置いてあるのが楽しい。
「ハンターの店」という力強い文字が物語っていますね。

店主ご自身がハンターでいらして、こちのお店では、
ご自身が狩った獣肉をいただくことができるのです。


それにしても、店内を見渡していて、全く飽きない。。
次から次へと出てくる見どころ、いやツッコミどころがたまりません。

往年のレーザーカラオケが2台もあるし、
おや、あれは階段ではないですか。2階席もあるのね。


どうも頭上に気配を感じるなぁと思っていたら、
天井から骨が吊ってあったり!!

これってあの囲炉裏の上に吊ってある棒ですよね。


なんか天狗がいるなぁ、と思ったら、これってライフルの薬きょう!?
ライフルかどうかは定かではないですが、弾丸ですよね。

よく見たら壁には日本酒のラベルがた~くさん貼られている。


塗り固められた床から無造作にせり上がっているガス栓。
ここからガスをまわしてきて、コンロをセットします。

ずっしり重たい年季の入ったコンロですね。素敵な鋳物。

ところで、こちらのお店の魅力を伝えるとしたら、
実はこのエキセントリックな店内だけでは伝えきれません。

なにが楽しくて味があるかって、それはお店の大将!
マタギのご主人の、なんとも味わいのあるトークがいいんですよね~

ただでさえ味のあるお店にさらにダシが効く感じ。


はーい!お鍋登場です!やっぱりコレがメインですね。
今回はイノシシのお鍋にしてみましたー!

正面のメニューには「鴨鍋」「猪鍋」「鹿鍋」「熊鍋」が掲載されています。
「熊鍋」だけが飛びぬけて高くて、一人前6000円!

大将に聞いてみると、熊は予約だけで、そもそもなかなか入らないのだそう。
よく考えればマタギの方々も熊を仕留めるのは圧倒的に危険ですもんね。

この日も熊はなかったのですが、聞けば熊肉、かなりの美味とのこと。
一度、食べてみたいですねぇ、熊肉。熊ナイト!


さてさて、お鍋ができるまで、お酒とおつまみ進めましょう。
おつぎはホッピーで。

しかし、こちらの大将、お話が面白いのはいいのですが、
時々奥の方にいなくなってしまうんですよね。もっと聞きたいのに。

なにやってるのかと思ったら、当然っちゃぁ当然ですが料理してるんです。
実は料理もお酒もすべておひとりでお作っていらっしゃるんですね。

そりゃ忙しいでしょうね。
お客さんたちはツッコミどころ満載なんでいろいろ聞きたがるし。
大将ご自身もお話好きと見えて、いろいろ語り出す。

加えて料理も作って、お酒も出してちゃ大変です。
こちらもオーダーするタイミングに気をつけなくっちゃね。

「飲食店は自治区」というのがボクの考え。
お互いに協力が必要です。


お鍋を待っている間のおつまみにちょうどいいのが来ました!
こちらは鹿肉の唐揚げ!わー、美味しそうじゃないですか!


鹿のどの部分なのかはわかりませんが、これがおつまみにかなりいい!
思ったよりも獣肉感、というか臭みはなくって美味しいです。

わりと噛みごたえはあるのですが、味わいは結構タンパクかな。
唐揚げにしてちょうどいい感じですね。

ん!?あれ?なんだ、これ!?
唐揚げの中になにか固いものがあるぞ・・・。


ぬおーーーーっ!!これって弾丸!?タマタマ!?そうですよね?
この大きさからして、これって散弾銃の弾丸じゃないですかね。まさに散弾!

いやぁ、生生しいですねー!むしろテンション上がるボクたち!
大将には聞きませんでしたが、まさに射止めた獣肉だという証明!

これで余計に食べるのが楽しくなってきちゃうってもんです。
食べながら・・・うーん、あるかな?あるかな?残念!なかったー!なんて。

楽しいですね~!ワイルドですね~!

ちなみにこれ、ボクの右手ですが手相を読んだりしないでくださいねー笑
手のひらのマメはゴルフの練習の証!


さぁ、猪鍋が出来てきましたよー!ボタン鍋ですね。
お野菜もたっぷり!!いいねぇ、うまそう!


じゃーーん!!いましたよ、イノシシさんが!猪肉。

うん、うんうん!歯ごたえはかなりある。
でもそんなに臭みはないですね。ちょうどいい塩梅かな。

食べ進めていくと途中でフッと香る野性味あふれるフレイバー。
これぞ野獣肉の醍醐味ですね。ダシもいい感じ。


ここでお刺身が登場!!この赤いお肉はわかりますか?
こちら鹿肉のお刺身です!こんなに赤いんですね。


タレは胡麻油と生姜が出てきましたが、これは生姜醤油がいいですね。
やっぱり結構タンパク。それでも野趣あふれる味わいを堪能できます。

鹿肉って、思ったほど臭みはないのですね。
部位のよるのかもしれませんが、意外にもすんなり食べられました。


先ほどの猪鍋でしゃぶしゃぶにしてみたり!!
やりますねー!こういうアイデア、相当な食いしん坊と見た!笑


じゃーーーん!!ほら、気になっていたでしょう?
店内の写真に写っていた主張する文字!そうです「岩魚酒」です!

いわゆる「骨酒」というヤツですね。
焼かれた岩魚一尾にアツアツの日本酒をやかんで注ぐ。

盃は大き目のもの。3合くらいはあるんじゃないかな。
しばらく待って、味が出たところをいただきます。

うーん、これはいい。じんわりと岩魚の香り。
ヒレ酒と同様、おつまみいらずですね。


結局、ボクの食べた方は散弾が5つも出てきましたー!勝利!
カシオペヤのように並べてみたりして。


まだまだあります、不思議なものたち。こちらはマムシ酒ですね。
お隣のテーブルの方々に少し飲ませていただきました。

うーん、これは不思議な味わい・・・決してうまいとは・・・。
なんていうか、漢方系の味わいですかね。薬効があるような。。


いやぁ、楽しめましたねー、酒蔵新潟さん。
およそ「酒蔵」という感じではなかったですが、野獣肉ワールド全開でした!

ご覧のようにツッコミどころは満載で、まだまだ紹介しきれず。
きっとまだ知らない美味しく楽しいものが眠っているハズ。

4人くらいの人数でワイワイやるのがいいなと思いました!
ごちそうさまですー!!

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酒蔵新潟
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