【池袋・大衆酒場】良い店には良い客が集まる。店と客が織り成す酒場のハーモニーに酔いしれる／ふくろ

さてさて、今宵一人池袋ナイト。
この街には学生時代の思い出がそこかしこにこびりついてまして。。

昨日の「木々家（はやしや）２号店」さんを出たあと、
せっかくなので懐かしいこの街を少し散策しようかなとそぞろ歩く。

あのお店なくなっちゃんだ、とか、この辺りこんなになっちゃったの？とか。
このエスカレーター、意を決して誘った女の子と上ったなぁとか笑

いろいろと思い起こされていくと、ボクの「街好き」の血が騒ぐ。
そういえば池袋では大衆酒場を訪ねたことがなかったなぁと思い当たる。

新しい街を訪ねるたびに時間があると立ち飲み屋さんや大衆酒場を探して
そこで「街の表情」というか、「呼吸している街」を肌で感じる。

「街」をつくっているのは「人」だから、「街」＝「人」
「街が好き」というのは結局は「人が好き」ということ。

そんな街（人）に会いに、この池袋でも大衆酒場を訪ねてきました。
池袋を代表する大衆酒場だという「ふくろ」さんです！


少しだけ勇気を出してガラスの引き戸を開けると、
そこに広がるのはなんとも温かなふんわりとした大衆酒場の空気！

常連さんの間に空いていた席に通してもらって焼酎と炭酸をいただきます。
こうやって瓶に入って焼酎が出てくるのは面白いですね。

日本酒の瓶に詰め替えているのかな？飲みきりってこと。
一人だとボトルキープとか煩わしいんで、これはいいですね～！

壁一面に張られた短冊がメニュー代わり。
ドリンクは１０種類くらいしかないんですけど、そういうのがまたステキ。

昔の大衆酒場のスタイルでぐるっと囲んだカウンターの中を
朗らかな女性の店員さんがテキパキと動いていらっしゃる。


シメサバとまぐろ納豆をいただきました！
先ほどがお肉だったので今度は魚介類ね。

やっぱり人気店のようで賑やかな学生さんたちもやってくるのですが、
そういう人たちは上の階へ通しちゃうんですね。

だからこの１階は飲みなれた大人の上級お酒飲みたちばかり。
賑やかだけど静か。静かだけど賑やか。そんな絶妙な空気が保たれている。

こういうのってお店だけでもお客さんだけでも成り立たない、
良いお店だけがまとうことができる酒場として最高の空気感。

お客さんたちも非常に紳士な方ばかり。


対面のカウンターの一等席には常連さんと思しき先輩方が二人。
永遠に続くかと思われる意味のない会話がこれまた最高のＢＧＭ。

新参者のボクにもわけ隔てなく話しかけてくださる女性の店員さん。
優しい笑顔がステキ。初めてのお店でもほっとできます。

きっとお店のマドンナなんでしょうね。人気者。


いやぁ、ちょこっとでしたが大変満喫できました！！
久々に心から「いいお店だ」と感じることができましたよ～！

プラっと寄りたいお店がまた１つできました！

池袋で仕事が早めに終わったら、あと１杯の２～３軒目に
ぜひまた立ち寄りたいです。

ごちそうさまでしたー！！

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酒場 ふくろ

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