東京の下町酒場巡りツアーを綴っております。
東京の職場は5年もいましたので、いつでもいけたのですけどね。
なんでまた京都に転勤してから、行くのかってのほありますがw
「赤羽で昼酒」なんていう、その文字だけでニンマリしてしまうw
そんなスペシャルな非日常を味わった一行。
やっぱりね、場所がここだから!ほら東十条って隣でしょ?
ここまできたら聖地を拝みに行かないと!
と、誰からもとなく言い出す、というより言わずもがなで、心は一つ。
やはり「新潟屋に行こう!」。あいなるわけです!
わー!久しぶりだよ、東十条!
なんだかんだいって東京時代は年に1-2回はきてましたよね。
そんなボクは先輩ヅラして一行をアテンドです。
「ここのどら焼きが、東京三大どら焼きっ言われる程、有名なんだよー」とかw
開店前のお店に並んでいると、向こう側には同じく埼玉屋さんの開店待ちが。
あちらも2回程行ったことがあるかなぁ。
なーんてやってるうちに開店〜!
どやどやとお客さんが入って行かれます。
やっぱりこういうお店はカウンターの前が特等席でしょうが、
そこは常連さんの聖域。お邪魔はせずに3人ということもありテーブル席へ。
注文はもちろん、「ハイボール」!!
この「ボール」っていう青い文字、何度見てもそそります!
ハイボールといっても、もちろんウィスキーではないですよ。
下町のハイボールは焼酎のハイボール!
さてさて、今日すでに何度めかわからないほどの?カンパーイ!!イエー!
この黄金色に輝く魅惑の液体。ああ、これにやられ続けて何年経つのでしょう。
初めて訪れたのが、まさにこのプログを始めたばかりの2005年。
ボクなんてまだ独身でしたしねーw
もう10年以上前ですね。そりゃボクも年とってお酒が弱くなるってもんですよw
この日は珍しく?カウンターに初めてのお客さんもいるみたい。
そんな方でも気軽に来られるのがステキなお店ね。
あ!女将さん!お元気でなによりです。
新潟屋さんの日々の口開けの、このなんとも言えない厳粛な雰囲気が好きだなぁ。
まさに「厳粛」なんですよ。
大声で「いらっしゃいませ!」でもなく、お客さんもガツガツしない。
たぶん、お店と常連さんからしたら、毎日のいつものひとコマなんでしょう。
そんな老舗の雰囲気が、ボクには最高のおつまみなのです。
店員さんが置いていったオーダー用の紙。
短くなっても持ちやすい鉛筆用のあのサックが!
図画工作の得意なボクは、昔、あえて鉛筆をカッターで削ってたなぁとか思い出す。
あの頃は時間があふれていて、一つ一つを作り出すことに喜びを感じていたなぁとか。
そんなカンショーに浸っているうちにお店にはどんどんお客さんが。
そうそう、この帽子をかぶっているお客さんというのも下町らなではですよね。
こんな時間から飲む人なんて!と指摘される方は多いのですが、
こんな時間から「飲むことができる」クラスの方々なんですよ!
特に新潟屋さんのお客さんはすごく上品でスマート。
高くはない下町のもつ焼きだけど、好きだから一人でちょこっと。
なぁに奥さんにはバレないさ。夕飯はしっかり食べるしね。
今日は暑かったからね。夕涼みに少し喉を潤して…。なーんて!
こういうのが、すごくカッコいいなというと思うんです。
そういうのが新潟屋さんには似合う。
あ!今日あるじゃん!あれが!ある!ラッキーですよ!!
ということで、メニューの短冊を見てすぐにお願いしたのが「コブクロ刺し」!
これがまたたまらなく美味しいんです!!!
味付けは選べますが、やはりにんにく生姜で行きたい!
こりこりシコシコ、ジュワワワーン!あぁたまらん!!
口の中にうまみと刺激があふれだす!
そこに流し込むキレ味爽快な焼酎ハイボール!っくー!!たまらんっ!!
すみませーん!!おかわりお願いしまーす!!
気をつけてくださいよ、新潟屋さんの焼酎ハイボールはかなり濃いですから。
でもだからこそ、飲みたくなるという、素晴らしきお酒飲みスパイラル!
そしてそして!!!今回のツアーのお目当ての一つ!!
新潟屋の煮込みー!!新潟屋さんの煮込みは上品でいて柚子が効いてる。
どろどろこってりタイプではなく、サラサラのジューシー系!
ぬふふふ!いやぁ美味しいなぁ。心からそう思いますよ。
お料理自体の美味しさはもちろんなのですが、
ボクの場合はそれだけしゃない。
新潟屋さんのこの雰囲気の中、
本物の焼酎ハイボールをあおってるってこと自体がたまらない。
この歴史と伝説のお店の一部になって、身体中でお店を堪能するという。
今回ご一緒したのは2005年にこのツアーを決行した仲間の、いわば後輩たち。
興味シンシンでいろいろ試してますよ。透明な方はハイサワーですね。
あれれれれ。すっかり酔っ払ってきてしまい、残念だけどここは少しセーブモード。
メインの串までたどり着けずにお店を後にしました。悔やまれる〜
串まで堪能のフルコース編は以下をどうぞ。
あの頃と、そして、もっとずっと昔から変わらないだろう「がたや」の赤提灯。
うーん、何時でもやはりここは敬意を払う聖地です。
今までも、そしてこれからも。ありがとうございます、新潟屋さん。
ごちそうしまでしたー!!!
さぁ、それではみんな、いよいよあちら側に行くぞ!
ってなわけでツアーはまだまだ続きますよー!
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