さてさて、昨日の「づめかん」さんで一人０次会を敢行した門前仲町ナイト。
予約していた時間が近付いたので、ともかくお店に向かいます。
今度は立ち飲みと打って変わって、できたばかりの日本酒バーです。
いっきに紳士淑女なお店になりますね～！
日本酒も好きな後輩と「門仲あたりで飲まない？」のお店チョイスでした。
日本酒の有名なお店で働かれていた方が出されたお店だそうです。
これは楽しみ。大人なボクたちにピッタリです！？笑
門前仲町にある「沿露目（ぞろめ）」さん！
ちょっとお店の場所は見つけにくいかな？
そんなところが逆に隠れ家感があっていいんですけど。
後輩はまだちょっと遅れそうなので、先に入店です。
１０席程でしょうか。カウンターだけのお店は和の雰囲気だけど確かにバー的。
お酒好きにはたまらない、お酒グッスが沢山そろっていて、
見ているだけでも楽しいですね。
奥に見えるのは徳利・ぐい呑みコレクションのようですね。
手前には真鍮製？のシェイカーまである。シェイカーも使うの！？
マスターは蝶ネクタイに割烹着を来た不思議ないでたち笑。
すごくキチンとしていそうで、フレンドリーでもある、まさにそんなイメージです。
せっかくなので、先にいただいていることにしました！
待たせる方も気を使うので先に着いた方が飲んでおくのがボクらの流儀。
いつ逆の立場になるかわからないですから、その方がお互いに気楽なんですね。
いただいたのは神奈川県のお酒で「残草（ざるそう）蓬莱」！
やった！これ、いつか飲みたかったんです！
やっぱり器がステキですねー！こういうのでいただくとまた味も違うもの。
「ｂａｒ ＺＯＲＯＭＥ」の文字も味わい深くっていい感じ。
カウンター奥にはすでにお客さんがいらして盛り上がってまして、
座ったのが入口に近い席だったのですが、目の前には魅力的なおにぎりが！
メニューを見ると、これが焼おにぎりになるみたいです。
もうこのままでいいから、食べちゃいたくなる～っ！
マスターお一人でやられているので、かなり忙しいみたいですね。
ここで、お通しが登場です！えーっ！これがお通し！？変わってる！
この日はかつおと昆布のおダシにウコンをプラスしたスープと
自家製シーチキンの太巻き。
お通しは必ずこうした組合せなんですって。
変わっていますが、身体のことを考えてくださっているのでしょうね。
思ったより後輩が遅れているようなので、先に２つ程オーダーです。
もちろんお酒がすすみそうなもので、二人でつまめそうなもの。
ということで、まず一品目にいただいたのがこちら！
「むかご肉味噌和え」！これはまた美味しそう！黒いポテサラ！？
あれ？「むかご」ってどんなんだっけ？「くわい」ってのもあったよね？
とふと疑問が湧くのが、ウンチク呑兵衛の性。一人の時は特にね。
一般的に「むかご」は山芋類の茎が肥大化した肉芽、つまりは赤ちゃんのこと。
「くわい」は水生の多年草で、いただくのはいわゆる球根の部分なんですね。
いずれにしろ、食感としてホクホクしたこの感じ。大好きですね。
肉味噌なところが味わいも濃いめでお酒のおつまみとしてもグッド！
もう一品はこちら！キャーーッ！！もう見た目からしてたまらないっ！
これがあるとついつい頼んじゃう！特に日本酒の日は！「なめろう」さんです！
こんなのが並ぶとお酒もすいすいと無くなっていきまして、２杯目！
今度は「義侠」をいただきました！うーん、久しぶり！
うーん、やっぱりこのアングル、たまらないね～！ソソるね～！！
カウンターで一人あぁでもないこうでもないやってると、やっと後輩が来そうな感じに。
でもやはりボクもそうでしたが、迷ったらしく、やむなく出迎えにいきます。
よくできた先輩ですね、ワタクシ、はい。
というわけで、やっと揃って改めましてカンパイです！
おーっ久しぶり！
日本酒以外のお酒もちゃんとありますよ。こちらはジントニック。
おっ、うすはりグラスですね。最初は喉を潤して。
よくよく見渡してみると店内は濃いめの漆喰をあしらった古民家のような雰囲気。
全体に落ち着きのある趣で、光り輝くカウンターは逆にステージのよう。
さっきのコースターはこんなデザインになっていました。
真ん中になぜか猿！？二重の丸はきき猪口のイメージですね。
じゃーーん！！すごいの出てきました！こちら「あなごの煮こごり」！
プルンぷるんで、すごく美味しそうでしょう？これは大正解！
お酒の方は今度は鳥取の「満天星（まんてんせい）」！
寒かったので熱燗でいただくことにしました！
やっぱり、こちらのお店、酒器がいいですよね～！
すごくカワイらしくて洒落てる。より美味しそうに見えますよね？
チロリは錫製のずっしりとしたもの。保温ができていいですね。
それにしても、さっきのあなごの煮こごりが美味しい！
甘みとうまみがたっぷりで、熱燗と合わせるともう、っくーーーっ！！
ちょっと目を見開いて顔を見合わせちゃうくらいのおいしさでした。
続いて後輩のリクエストで「風呂吹き大根 柚子味噌」！
こんな和の一品がまたステキでしょう？割烹的一品なクオリティですよね。
そして、この大根がまた美味しい！これはうれしい。
日本酒に合せると、またほっこりとさせていいですね～！
はいはい、それじゃＮＥＸＴ熱燗をいただきましょう。今度は「竹鶴」！
おっと、今度はお銚子で温めてくださっています。使い分けてるのかな？
「ままっ、一杯。」「おっ、悪いねぇ。」こういう差しつ差されつっていいでしょ？
なんか注いでもらうだけで、おいしさが増すような気がしますよね。
熱燗の穏やかな酔いに身体を任せ、ゆるゆると流れていく夜の時間。
あぁ、幸せ。大人の幸せタイムです。
いやぁ、良いお店でしたね～。まさに大人の隠れ家的な日本酒バー。
最近の中央線沿線の若い活気ある日本酒バルとは違って、
ぐっと大人っぽい、しっとり感すらある日本酒バー。
日本酒へのこだわりはもちろん、フードは割烹クオリティながら、
高くても800円で中心価格は400円～500円くらいなのが良心的。
１次会でもいいですが、二人酒の２次会な感じの方が合うかな？
もうちょっと飲みたいよね、っていうような時。
いやぁ、ステキな夜になりました。ごちそうさまです。
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