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2012年9月11日火曜日

【日本橋・日本料理】素晴らしきお昼御膳を素晴らしき和空間の中で/日本橋ゆかり


とあるオフィシャルな会食がございまして、
この度なんと「日本橋ゆかり」さんでランチとあいなりました!

これはすごい!ゴージャスですねー!
もちろんその分、心理的なプレッシャーもかなりなですが。。

襟を正して少々緊張しながら、来賓を待ちます。



ふすまで仕切られた地下の個室は目にも艶やか。
とにかくこの赤いテーブルが妖艶に輝いています。

畳の上に椅子で座る、この感覚。いいですよねー。



滲み出てきそうな赤はなんだかお祝いモード全開です。

日本人のDNAに組み込まれた「ハレの日」潜在意識が呼び覚まされ、
その場にいるだけでテンション上がりまくりますー。



遅れていたご来賓が到着して、いよいよお食事スタート。
まずは先付が出てまいりました。

恥ずかしそうに笹の葉に隠れている。
こういう上品な演出は日本ならではでしょう。



一品目のこちらは「茄子のすりながし」。
冷たく柔らかな食感が喉をすり抜けてゆきます。



わー、わーっ!!残りは一辺に出てきましたよ!!
素晴らしく華やかですねーっ!!

ホント、お祝いの膳みたいですね!
ゆかり御膳(松花堂弁当)。



一皿一皿、色彩までよく考えられているのがわかります。
そしてトータルでバランスさせているということも。



ご飯だって、ふつうのご飯じゃありませんもの。
ボクならこのご飯だけで飲めるというもの。

あ、ちなみにお昼なんで、会食ですけど、
飲んでませんからね、一応(笑)



揚げ物一つ、上品でパリッと!お見事。



お刺身はカツオのタタキ。薬味で見えないですね。
すごく飲みたくさせる一品。



やっぱり惹かれちゃうのはこの一皿かなぁ。
こういう箱庭系、芸術センスは日本人ならではです。

食べるのがもったいない程の「作品」ですね。
一つ一つを味わっていただきます。

実家の母親からよく教わりましたが、
「赤」と「黄色」と「緑」の三色を揃えるのが大事ですね。



お肉ゾーンもちょっと物足りないくらいの控えめで。

華やかなお食事とは裏腹にお話の方はやや重たい内容で。
だからこそ、こうして美味しいものを食べながらとなったのですが。

でも、こういう食べ物やお店の雰囲気というのは大事ですね。
なんとなく前向きで明るい方向にしていこうってなりますからね。

前段で触れたように「ハレの日」心理状態も寄与しています。
目指すところは同じなんだからお互い擦り寄っていこうよって、ね。



デザートは「黒豆きなこアイス」。

普段甘いものを食べないボクですが
これはそんなボクでもかなり美味しかった!



いやぁ、会食の内容としてはヘビーでしたけど、
そんなの関係ないくらいに美味しかったですー!

さすがの名店「日本橋ゆかり」さん。

この日はご馳走になってしまいましたが、
お値段的には庶民がなかなか…のことでしょうね。

やっぱり何かのお祝いの時とか、そんな時こそふさわしい。
接待や会食での利用が多いのでしょうね。

ぜひまたおうかがいしたいです。ごちそうさまでした。

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