ちょっと土日をはさんで空いてしまいましたが、
先日の京都でのお食事がもうひとつ残っていました。
三十三間堂に行く時によくこの前は通りかかったものですが、
今回初めておうかがいすることができました、わらじやさん!
聞くところによれば、最初は飲食業態ではなかったそうですが、
なんとこちらの老舗、創業380年なんだとか!
えっ!?380年!?
さすが京都ですね、ヒト桁違いますよ、感覚が。
表にある大きなわらじがシンボルですが、
その昔、秀吉がわらじを脱いだことがあったからだそうです。
ん?秀吉?
ってことは380年よりももっと前なのかもしれませんね。
ビールを持ってこられたこのおかもちがステキ。
時代を感じさせる、年季の入った木製のもの。
それではさっそくいただきます。
わー、お抹茶が出てきましたね。
お店の名前の入ったわらじを模した和三盆。
こちらを抹茶に入れていただきます。
うーん、さっそくほっこり。。京都ですね~
時代を感じさせる、年季の入った木製のもの。
それではさっそくいただきます。
わー、お抹茶が出てきましたね。
お店の名前の入ったわらじを模した和三盆。
こちらを抹茶に入れていただきます。
うーん、さっそくほっこり。。京都ですね~
お箸を包んだ紙には名物料理の説明書きに
なっていました。達筆ですね。
そして、どどーん!!と登場したのがこちら!!
まずはわらじやさんの名物その1、「鰻鍋(うなべ)」
特注のお鍋に入ったこちらはこんなに入って3人前。
鰻は非常に珍しいのですが、輪切りになっています。
その他、九条ネギと細長いのが庄内麩。
山形のお麩が使われているんですね。
ほら!ステキでしょう!自然と背筋が伸びますね。
透明なのはシラタキではなくて、マロニーちゃん!?
非常に上品なおだしの中でいただくと、
素材の味わいが活かされた丁寧なお仕事がわかります。
じんわりと訪れる、美味しさの感動。
ふとした空気の中に感じる、ゆったりとした満足感。
あぁ、なんというか、やわらかい気持ちになります。
そしていよいよメインイベント!鰻雑炊(うぞうすい)の登場です!
第一印象はお下品ですが、で、でっけーーー!!
こちらもおそらくは特製だろうお鍋にしきつめられた
これでもかー!というほどの美しき具材たち!
あぁ、もうこの中にダイブしたいくらいのビジュアルです。
さぁ、それではいただきましょう。
アツアツのところをハフハフしながらいただきます。
うーん、口に入れた瞬間に広がるのは
なんとも壮大なおダシと具材と卵の織りなす世界観。
目をつぶるとスバーンと一気に
暗闇から外に視界が開けたような感覚。
アツアツですが、非常に繊細な味付けが京都ならでは。
何かの味に統一してしまうという味付けの方向ではなく、
素材たちの味わいが、すべて調和するような方向の味付けの発想。
卵のマイルドなオブラートにも包まれた上品な味わいは、
美しいすりガラスから万華鏡をのぞいているような感覚です。
デザートにはメロン。
鰻雑炊が写真ではわからないですが、実はすごいうボリュームでして
みなさんもう、かなりお腹いっぱいのご様子。
ご満足していただけたようで、なによりです。
ボク自身が一番感動してしまいましたよ。
SECRET: 0
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これは珍しい鍋ですね
美味しそうです
九条ネギの青も奇麗だわ~~
やはり、京都ですね
SECRET: 0
返信削除PASS:
��a-chanさん
こちらのお鍋は素晴らしいですよ。
東京の方も大喜びしていただきました。
鰻鍋はむしろ前半戦でさらさらーっといただく感じで、圧巻は鰻雑炊。
かなりのボリュームに若い男性陣も食べきるのが大変でした。
でも味付けもザ・京都な感じでほっこりできましたよ~!