ボクの場合、基本的に大衆的な酒場が
好きなんで、なかなか銀座へ行くこともなく。
過去もやっぱり仕事関係で、
何度か連れて行っていただいたことがあるくらい。
それでも銀座の印象というのは残っています。
ウワサには聞いていましたが改めてビックリ。
全体に暗くて、人が少ない！
節電と自粛の影響をもっとも受けている
ともいわれるのが銀座の繁華街のようです。
そんな中でもしっかりと固定客を
もっていらっしゃるお店は健在です。
今回おうかがいしたのは「Dハートマン」さん。
銀座で数店展開されている本格的なバーです。
初めてのおうかがいでしたが、
入るなり目についたのは天井のさん。
店内一面に張り巡らされたミニチュアボトルは
ボクも大好きなジン、ボンベイ・サファイア。
すごい量ですね。すごい演出。
カウンターの方は馬の形をした
バーボンのキャップが並べられています。
まずはバーボンのソーダ割りで。
すごくゆったりとした空間に心安らぎます。
当然ですがお店の方も超一流。
ボクのような若造は恐縮してしまいますが
すごくフレンドリーにお話してくださいました。
まずはナッツをつまみながら。
この日はグルメな方もご一緒でしたので
お酒はもちろんですが食べる方も重要で（笑）
京都にいる頃に「Dハートマン」さんの
お名前はよくお聞きしておりました。
フードがまた素晴らしく美味しいのだと！
それではいよいよ本番スタートです。
まず登場したこちら。えっ！？どういう構造！？
グラタンオニオンスープです。
カップに入ったオニオンスープの
上部をグラタンで閉じた形になっています。
食べ進めるとグラタンがスープに
浮いた形になって一緒にいただけるのです。
こ、これが・・・美味しい！素晴らしい！
こんなの初めて～っ！（笑）
グラタン仕様ですから全体は超熱々。
それをハフハフしながら夢中で食べ進みます。
後をひくオニオンスープの世界観の中に
グラタンの濃厚なチーズが混ざり合う。
口の中で立体的にマーブルを描くような
その味わいの多層攻撃に目もパチクリ。
一口食べては「んまーっ！」
もう一口食べては「っく～～～っ！」
熱々だというのに止まらないスプーン。
酒リーマン、ほぼ一気食い状態です。
これはまたとんでもない新しい世界の
扉を開けてしまったようですね。
ゆったりと寛げるボックス席なんで、
会話もおだやかなペースで進んでいきます。
時折、お店の方がやってきては
グラスをケアしてくだりつつご一緒に談笑。
カウンターの方も隣の席もお客さんは
どんどんいらっしゃいます。
一流のホスピタリティ
そんな言葉がボクの頭に浮かぶのでした。
さぁ、いよいよ待ちに待ったのが来ました！
京都にまでその名を轟かせていたアレ。
バー飯の王道中の王道、カツサンドです！
これは、うまいっ！！おいしい！
な、なんなのでしょうか、この柔らかさ！
パンと調和したソースと薄めの衣の上品な演出。
否がうえにも主張してしまう上質な肉の存在感。
口の中であふれて一体となっていく肉汁。
いつもなら何枚か写真を撮るところを
このカツサンドはたったの１枚だけ。
もう食べる方に夢中で写真どころでは
なかったのがよくわかりますね（笑）
ジャーーーーんっ！！さらに来ました！
今夜のDハートマンさんのメインディッシュ２！
ハラペーニョピザです！！
ここへきて一気にメキシカンな流れも加わります。
上に載っている緑色の細かいもの。
わかりますか？全部パラペーニョですよ！
目にも食欲をかきたてる色彩、
赤、黄色、緑を兼ね備えた薄めのピッツァ。
この登場で一同またお酒が進んでしまいます（笑）
うーん、これはまた絶妙に辛い！
辛いのが好きな方はこれにさらに
一番辛いタバスコを振っていました。
ボクにはこれだけで十分に旨辛い。
いやぁ、この辛さはいいですね！
飲めちゃいますね～（笑）
もうどれだけのバーボンをいただいたでしょうか。
バーボンソーダはやっぱり洋食に合います。
こうしたメニューだとどんどん飲めちゃって
ちょっと怖くなるくらい（笑）
それにしてもさすがDハートマンさん。
一流の空間と一流のサービスの中で
いただく一流のバーフード。
その驚きと感動は舌に心に刻み込まれました。
今度はぜひいろいろなお酒もいただきたいですね。
きっともっと大きな感動が待っているはず。
ごちそうさまでした！
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