【五反田・日本酒バー】感動です！これはステキ！もっと通いたい！日本酒バーｗｉｔｈ秋田料理／和酒バールＡＧＩ

京都から後輩が出張でやってくることになりまして。

翌日は一緒に仕事なのですが、朝早いから前泊するとのこと。

そんじゃ、久しぶりに飲もうっか！なんて誘うより前に

頭の中でパパパパッとお店選びをしているボク。

なにやら、最近彼女は日本酒を勉強中とのこと。

そこで、ボクもまだ行けてない日本酒の話題店を数件リストアップ・・・

２人で一致した第１候補は三田の和酒バルＫＩＲＡＺ さん！

なのですが・・・この日は定休日、残念。

同じく、ここ行ってみたーい！と思っていたもう１つのお店

「和酒バールＡＧＩ」さんへうかがいました！

後輩の子の東京入りがかなり遅かったので、

ボクは一人、サイゼリアで０次会。

彼女も新幹線でチューハイ（笑）だったので、

ＡＧＩさんではいきなり日本酒からスタートです。

ボクの方は東洋美人の純米吟醸ひやおろし。

こんなステキな花柄の文字なんですね。

季節のものだから、ヌーボーのような発想かな？

限定モノに限定ラベル、いいですよね。

こちらのＡＧＩさんは秋田料理が楽しめるとのこと。

オーナーさん料理人さんが秋田のご出身なんですって。

店名のＡＧＩというのも秋田県に由来するのだとか。

東北好きのボクとしては東北料理というだけでワクワクしちゃう。

秋田もいいですよね、ステキですよね。

最近の日本酒のお店では主流になりつつありますが、

ＡＧＩさんでもお酒の量を選んで頼むことができます。

それぞれ60mlと100mlを選んで頼むのです。

写真のグラスは60ml。

こうして少しずついろんなお酒を試すことができるのですね。

そんなＡＧＩさんの一番の名物といわれているのがこちら！

そうです！みんな大好き唐揚げ！「ＡＧＩ特製唐揚げ」やったー！

秋田ですからもちろんアレです、比内地鶏。

１ケ８０円というカウントが珍しい提供方法ですね。

２人で１ケずついただきました！

これがまたすンばらしく、美味しい！！

名物というだけありますね。アツアツのジューシー♪

適度な弾力がいいですね、ナイス歯ごたえ。

もう夢中で食べてしまいます、ついつい。

唐揚げだけを食べにきてもいいくらいですよ、これは。

そのあまりの美味しさに２人して「お代わり～っ！」

やっぱりね♪

続いていただいたのはこちら！

懐かしの滋賀県のお酒「松の司」

そして会津のお酒「写楽」本当は難しい漢字ですね「冩楽」。
ボクも初めて聞いたのですが、「なごしざけ」というのですって。

漢字で書くと「夏越し酒」。なんてステキなネーミング。

ひやおろしのとらえ方が違うようです。

生酒や生貯もそうですけど、ポイントは「火入れ」と呼ばれる

加熱殺菌にあるようです。つまりはパストラ。

「ひやおろし」は普通、冬にしぼられた新酒を春先に火入れして

そのまま夏を越して卸される。「冷や」のまま「卸」されるお酒。

この「冩楽」を醸してる会津の宮泉酒造さんによれば 、

「ひやおろし」はあくまでタンク貯蔵のお酒を生詰めしたもの。

この「なごしざけ」は先にタンクから瓶に詰めて、

瓶のまま夏を越して貯蔵されるのだそうです。

だから、もうすでに１本のお酒として「夏」を「越し」た「なごしざけ」

なるほどね～。

うーん、日本的なワビサビの情緒世界からいえば

その響きからして「なごしざけ」に軍配上がるかな～

味の差でなくてすみません。

だってどちらも美味しいんだもん。

そしておつまみもディープゾーンへ。

たたみいわしです。好きなんです、コレ。

そしてこの季節のボクの大好物といえば、銀杏。

最近は飲みに行くたびに頼んでいます。

こんなのをつまみながら、少しずついただく日本酒。

いいですね～、秋ですね～、初冬ですね～☆

後輩の子とは懐かしい京都の近況もも聞きながら、

翌日の大きな仕事の打ち合わせ。頼んだぜ！

ちょっと趣向を変えて。これは緑茶ハイ・・・だったっけな？

うーんと確か普通のお茶割とは違ったような。。

今度後輩に聞いておきます。

少しだけ味見させてもらったけど、かなりスッキリで美味しかったです。

日本酒のチェイサーとしていただくのにピッタリですね。

ボクの場合は日本酒をいただく時はかならずお水も飲んでいますが。

ボクはといえば、ここでついに熱燗にチェンジ！

「いよいよ本腰」っていうのが、かなりわかりやすいオーダーです（笑）

ＡＧＩさんは比内地鶏の料理がかなりあるのですが、

鶏好きのボクがそんなのを抑えてまでオーダーしてしまったのがこちら。

ぬふふふふっ！やっぱりボクはサバが好き（笑）

もうサバだけあればご飯何杯でも～な性質なんで。

ご飯がイケるということは、つまり日本酒がいけるということ。

やっぱり焼き魚で飲む日本酒は最高ですね。

こうしてちょろちょろと美味しいものをつまみながら、

いろんなお酒を試しつつ、美味しさを共有する。うーん、いい酒席です。

いろいろと訪れてきた日本酒バーめぐりですが、

今、大事なのはＡＧＩさんみたいな良い意味での敷居の低さだと思います。

吉祥寺の「にほん酒や」さん も新宿の「兼ネル」さん 　も

そしてこの「ＡＧＩ」さんも、どこも入りやすくて、とてもカジュアル。

ご参考のリンク！

【吉祥寺・日本酒バル】日本酒なお店ニューウェーブの旗手／にほん酒や 

【新宿・日本酒バー】グッとお気軽、日本酒バー／兼ネル

酒リーマンのフードライフより

若い人や女性、、日本酒がわからない人を寄せ付けない、

「孤高の日本酒世界」みたいな雰囲気がないのがいい。

日本酒メインにやってますしこだわってますけど、

ビールも飲みたいなら、ガンガン飲んでくださいよ。

いろいろ揃ってるけど、難しいことはいいんで試しに飲んでみて。

わからないことはどんどん聞いてね、一緒に学んでいきましょう。

特に３０代の方たちが始めた、今の新しい日本酒のお店には

こういう良い意味での「ゆるさ」がある。

ソーシャルメディアの発達した「シェア」の時代にこそふさわしい関係。

「上から下」ではなくて、横同士のシェア

ボク、たまたま日本酒とか好きでお店やってまして、

こんなの好きなんだけど、どう？試してみない？的な。

それは「いかがなさいますか？」的な、丁寧にみせかけて高圧的なお店や

「日本酒のこと詳しくなきゃ、とても入れない」お店ではないんです。

へぇ、日本酒が揃ってるんだ～。試してみようかな？というお店。

ここに新しい日本酒の世界を垣間見た気がします。

ボクが訪ねたい、好きになる日本酒のお店はこういうお店。

ＡＧＩさん、ごちそうさまでしたー！

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