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2018年7月29日日曜日

【門前仲町・隠れ家バル】本格カクテルとしてのレモンサワーと〆には絶品カツサンド/酒肆一村(シュシ・イッソン)

ここのところ東京編、それもレモンサワー編が続きますね。

見た目も味わいも作り方も様々なレモンサワーにあって、
今回は、その一つの究極との噂も聞こえるコチラ!

門前仲町の「酒肆一村(シュシイッソン)」さん!やっとこさ訪問してきました!
とはいえ、激しく更新の遅いこのブログ。もはや2ヶ月前⁉︎
ごめんなさい。

同行者には「門前仲町?あぁよく知ってる街だよ」と偉そうなボク。
実はこちらのお店、なかなかに迷いました。看板がないんですもの。

やっと辿り着いてドアを開け「酒肆一村さんですよね?」と尋ねる始末。
こじんまりしたレストランバー的な店内でカウンターにお世話になります。

門仲といっても行ったお店は限られてますもんね。

5大煮込みの名店・大坂屋さんに、ファイト一発!のだるまさん
あ、あとサラリーマンの味方・激安立ち飲みのづめかんさん

あ、づめかんさんは閉店されてしまったのですね。。

そんなボクが通った数少ない中で、キラッと光る名店がありましたね。
日本酒を訪ねて京都時代の同僚と訪ねた名店「沿露目(ぞろめ)」さん

それが…こちら「酒肆一村」さんのカウンターに置かれたコースター。
この、二重に描かれた蛇の目の利き猪口を模したデザイン!

そうなんですよ!まさにこちらは「沿露目」さんの系列なんですね。
だからスタッフさんがみな蝶ネクタイなんですねー!

よく見れば料理をされているのはマスターご本人?ではないですか!
わー!

こちらは5種類のレモンサワーが楽しめます。
メニューも面白いでしょう?さぁてどれからいただこうかな~♪

じゃーん!!まずはやっぱり定番からね。
「名代レモンサワー」!

カウンターなので作るところを全部見られるのですが、
ものすごく複雑な工程で丁寧に作られているのです!ビックリ!

お兄さんにうかがうと
「ボクもやっと最近作らせてもらえるようになったんですよ」とのこと。

うすはりグラスに氷を入れてグラスを冷やし、
ベースアルコールはジンを使用していますね。

炭酸にはトニックとソーダを両方使用されていて、
何段階かに分けてビルドアップしていき、最後にレモンピールを振る。

このトニックがまたこだわっていらして、
「フィーバーツリー」というプレミアムトニックを使っているんですね。

やはりバツグンに美味しい!
これはもはや「レモンサワー」という名の「カクテル」といったところ。

しかしメニューアイテムがたくさんあって楽しいですが、見切れないほど。
蒸留酒コーナーは「島」モノが揃っていたり。

沿露目さんではメインの日本酒も、ここではこうして選びやすく。
これなら日本酒に詳しくない人でも好みの味を選べるわけです。

ただ、「香りナシ」ってのは…?
「香りおだやか」とかの方がいいような気もしますね。

お通しです。まずは「冬瓜」。ひんやりで美味しい。

サワーは他にもこんなに種類がありますね!

産地指定だからかなかなかの高額ですが本格カクテルだとしたら納得。
この品揃えはまるでフルーツサワーサワー専門店のよう!

お通しの二品目はこちらの「白和え」。
これがまた上品でほっこりする味わいでGOO

バーのようなカウンターだけど、やはりどこか和のテイスト。
バルといえばバルだけど、まぁカテゴライズは意味ないですね。

フードメニューもさまざまなモノが並びます。
どれも興味をソソルものばかりですが今夜は軽めにしときます。

お酒はネクストで「辛味レモンサワー」!
こちらは金魚みたいに唐辛子が浮いています!

ただ、辛いのはそれだけじゃなくて、柚子胡椒の「ゆずすこ」も使用!
このサワーがかなり辛い!ガッキーンと来る辛さ!くはっ!

じゃーん!!「焼きつねブルーチーズ」!!
もうそのメニュー名を見ただけで「これだ!」と決めてました。

ブルーチーズというのもあって、はちみつをつけていただくんです!
ブルーチーズの塩味が絶妙〜!!飲めます、飲めます!

ここからは天ぷら!あらあらピンボケしちゃってごめんなさい。
巨大なのは同行者のアナゴです〜!

ボクは天ぷらなら山菜が大好物!
揚げたてのサクサクをいただきます。

こういう油モノにはさっぱりしたレモンサワーがぴったりですね。

ふふふっ!ついに禁断の⁉︎「苦味レモンサワー」にチャレンジ!
わざわざ「苦味」というのはなんだろうと興味シンシン。

お店の方が教えてくれました!ヴンダーベルクというお酒だそうです。
これはまたなんとも不思議な味わいです。

ヴンダーベルクとはドイツの混成酒でして、43カ国から集めた、
ハーブやスパイスをスピリッツに浸漬して樽熟成させるという手の込んだお酒。

アルコール度数44%で食後酒に向いているそうですが、
こうしてレモンサワーにするとまた飲みやすい。

この辺りでワタクシ、久しぶりにアルコールパワー全開!!
「今夜は飲むぞー」状態になりまして、今度はこちらにチャレンジ!

「自家焙煎茶サワー」です!
自家焙煎した茶葉をジンに浸した液でつくるサワー。
サワーですから炭酸ですが、こちはにはレモンはなし。

これがまたとんでもなく複雑な味わい!濃厚な苦み!
香ばしい、良い意味での焦げ臭がソソルんです。

お店の方とは「いぶりがっこや焼魚、カツオのタタキなんかに合いそう!」
なーんて盛り上がる!味わったことのないニュータイプでした。

天ぷらはアスパラを追加!なんて巨大な!!
これはまたナイスおつまみです。

自家焙煎茶の深い苦味にヤラれてしまったボクは最後に大好物のコレ!
「島ウィスキー」のラフロイグを!うーん、うまい!

じゃーーん!!最後にこちら!!
実はこれが裏のお目当でした、カツサンド!!

キャーー!なんて肉厚な、なんて犯罪的なビジュアル!
もう写真撮るのもそこそこにカブリついてしまいます!

くっはーーーっ!!うまいーー!
カリっと焦げ目のついた薄めのパンとジューシーなカツがたまらない!

そこに流し込むラフロイグときたらー!
嗚呼、至福。。

いやぁ、ステキなお店でしたねー!
さすが沿目さんが手がけるお店です。かなりのハイクオリティ。

看板もない、見つけにくいお店は、まさに大人が通う隠れ家ですね。
ドリンクもフードも素晴らしいこだわり。

ぜひまたうかがいたいです。
ごちそうさまでしたー!

*****************************************:

2018年7月24日火曜日

【池袋・サワーとおでん】さまざまなサワーが楽しめるヘルシー&ナチュラルテイストのバル/sour house

この頃、レモンサワーのお店ばかりを回ってました。
自分の中でもレモンサワーブームが到来してて…。

今回は東京出張の時のこと。
久しぶりに池袋。行きたいお店はたくさんでしたが敢えて新規開拓〜!

南池袋にシャレたレモンサワーのお店があるということで訪ねてきました!
それがこちらの「SOUR HOUSE」さん!名前、そのまんま笑

繁華街から奥に入ってだんだんと人数が減ってくると、
む?ここは墓地!?・・・の目の前に間口の大きなオシャレなお店。

今のレモンサワーブームを体現するかのような
ナチュラルでヘルシーな印象を受ける明るい店内です。

いただきましたのは、まずは定番の「搾りたて檸檬」!
店名の入ったグラスが映えますね。

もう一ついただきたました、こちらは「塩レモン」!
スノースタイルではなくて、漬け込みの塩レモンですねー!

使用しているレモンは無農薬、NOワックスのレモンです。
果肉だけを塩漬けした塩レモンは、もうこのまま料理に使いたいくらい。

sour houseさんのサワーはベースはウォッカなんですって。
これだけ素材にこだわるなら良い焼酎を使ったらいいのに、とか。

見ているだけでワクワクしちゃうカウンターですよね!
奥に見えますが、店内で物販もされているんです。

目の前をお祭りの男性方が通って行かれます。
ブログの更新が遅くて申し訳ありませんが、
まだまだ外の風が心地よい季節でした。

入口のカウンター正面にはこんな冷蔵ショーケース。
お酒は洋モノが多いですね。なんだか不思議。

最初のごいそうは〜こちらっ!!自家製「ガリ」!!
「鳥取県産 日光群 寝かせ熟成生姜」!

漬け込んである生姜、これがまたおつまみにナイス!
見事に深い味わいですんごく美味しい!

今回は頼まなかったんですが、これを使ったガリサワーもあるんです。
「鳥取自然熟成 日光生姜 ガリサワー」ですって!!

もう名前を聞いただけで美味しそうですが、
この生姜なら絶対美味しいですよ、そりゃ!

「400年続く伝統の生姜造り。香りとコクの最高峰」
ですって!もう絶対美味しいですよー。

オススメになっているのがこちら!「肉豆腐」!
「程よく煮込んだ牛肉と味の染み込んだ木綿豆腐が絶妙の一品です。
潔く、味付けは醤油とザラメのみ。熱熱でどうぞ!!」との記載。


まさにそのままの味わいですが、シンプルだからこそ素材の味がいきてる!
お酒飲みには少し甘みが強いかな、と思いますがレモンサワーは全てを洗い流す。

ここで!お刺身をいっときたいねってことで、「宮崎ごまさば」!
むふふーーっ!!これはうまい!やっぱごまさば大好き!

ここでいよいよメインのアレをいただきます。
さっきから気になっていた、あのドウコがご開帳!

そうなんです、こちらのメインはこのおでん!!
それも「酒出汁おでん」!!初めて聞きました!

これは楽しみですね〜!
での前にレモンサワーを追加でいただきましょうね。


ボクの方は「青唐辛子マルガリータ」!
上に浮いているのはライムだけじゃなくて、まさに青唐辛子!

「青唐辛子とパイン、ライムのテキーラ割り」!
まさに灼熱の国を彷彿とさせるドリンク!

なかなかのピリ辛!
そこにパインが絶妙な甘さを演出してますね。

同行者はえぇと…セミノールオレンジ…だったかな。
濃厚なオレンジ色がこちらの「フジカワ果樹園」さんらしさですかね。

よし!待ち構えるお酒の方は準備万端!
いよいよです!

じゃーん!こちらがウワサの「酒出汁おでん」!
酒出汁おでんというのは広島県に伝わる酒蔵のおでんだそう。

地鶏からとったスープと、なんと日本酒を1対1で混ぜてるのですって!
身体が温まること請け合いですね、夏だけど…w

で、この薬味がまた変わってるんですね。
これ、確か生七味だっけな?生山椒?

なんか、これだけでも飲めそうな、滋味深い薬味。
こんなところがsour houseさんの加える「ひと味」なところでしょうね。

しかし、このおでん、非常に上品な味わいで美味しい!
ボクにしたらつい日本酒が欲しくなりますが、こんな季節はレサワでオッケー!

さっぱりといただけますね。

最後にもう少し。左が生はちみつレモン!濃厚ですね〜!
生はちみつってのがすごいな。漬け込んであるタイプですね。

ボクがもらった右のはもはや記憶が…。
たぶんオーソドックスなヤツだったんじゃないかな、と。。

フードの方に変化球をもってくるなら、対照となるドリンクはシンプルに。
ボクの場合はこれが大事だと思ってます。

昔ワインの勉強をした時には逆の発想でレトルトのビーフシチューばかりを食べたものです。
ビーフシチューを固定して様々なワインとの相性を比較していったり。

いやぁ、ともかくステキなお店ですねー!

厳選した素材と丁寧なお仕事。
ヘルシーでナチュラル、まさに今のトレンドですね。

レモンサワーも当然その文脈の上に存在しているわけです。
もっといろいろ試したかったなぁ。

というわけで、今夜はひとまずここまで。
ごちそうさまでした!

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2018年7月15日日曜日

【西中島南方・牛煮込】牛煮込みから始まる牛肉フルコースとパンチ力抜群の強烈ハイボール!/あらた

関西圏に帰ってきてから、京都はもちろんですが
その時々に伺う大阪はやはり思い出深い街。
ほんの少しかじっただけですが、思い出すのは素晴らしいお店の数々。


そんな中、やはりチューハイ狂ともいえるボクとしては再び訪ねたいお店が何軒か…。

そして!ふじ井さんの名前が出れば、合わせてかやはりこちらも思い出されるのです。
場所は新大阪からほど近い、西中島南方!あぁホントもう10年ぶり以上かも。

こちらの大将は以前「ふじ井」さんで修行されていたというご縁。「あらた」さんです!
大阪のチューハイ好きには通じる符丁「ふじ井」と「あらた」です。

ボク以上かもしれない程にチューハイ好きの同僚とともに
土曜日にわざわざ目指して滋賀県から訪ねる「あらた」さん!いいじゃない笑

なんとか開店30分以上前には着いたのですが行列でして、
そのまま並ぶものの、開店して一回転目には入れずに次を待つことに。

当然、チューハイ好きの二人ですから
滋賀から大阪に向かうJRでしっかり2本ほど飲んでまして。

でも並ぶとなるとまだ足りないらというわけで、
一人が並んで一人はコンビニへw

飲みながら待っていると、待ち時間は全然気になりませんでしたね。
並んでるお客さんも様々で「この二人はどういう関係なんだろう」と
不思議に感じつつお酒は進む。

2回転目になんとか入れまして、ワクワクしながら最初に頼んだのがやはりこちらね!
「特製ハイボール」!250円ですよ。やっぱりこれね。これがお目当のようなもの。

お酒飲みには「特製ハイボール」もお目当ですが、やはり「あらた」さんといえば肉料理。
「ふじ井」さんの伝統を引き継ぎつつ、さらに進化させた、まさに「肉割烹」と呼ぶべきお店。

まずは「和風煮込み」をいただきます!
これよ、これが真骨頂なんだから!

ネギをたっぷりのせて、さらに赤が美しい七味?あれ?一味? 
ともかく赤と緑のコントラストが冴え渡る!

うん!うんうん!やはり抜群に美味しい!上品で、かつ深い味わい。
これが食べたくてみなさん並ぶんですよねー!

でも並んでも食べたい味って、こういうことなんですよね。
もちろん家では食べられない。他のお店でも食べられない。

さてさて、ここからはいわゆる「お任せ」にしてもらいました。
顔を見るなり初めてだとわかったのでしょう、「適当に出していくね」と、有難いお言葉。

こういう時はお任せした方がいいんですよ。

きゃーー!なんて美しい!素晴らしき色彩で登場は「チレ刺身」!
お任せ一品めにして、すでにたまらないほどの感激!

お肉の甘みをたっぷりと堪能できます。
そしてここに流し込むハイボールがまたたまらない。

続いては「タンシチュー」です!
なんて大きくゴロゴロしたタンなのでしょうねー!

噛みごたえ、食べごたえたるや半端ない!
口の中に広がる、お肉の甘みワールドです!

たまらず特製ハイボールもお代わりです!
これね。見た目にはわからないですが、かなり度数が高いんですよ。

大将から「そんなにゴクゴク飲んだらダメだよ!」とご注意あるくらい笑

ボクはこちらの「あらた」さんは2-3回目ですし、
ご存知のようにお酒は弱い方ではないのでいいんですけどね笑

大将がおっしゃるには14度くらいあるらしいです。
でも立石「宇ち多」さんの梅割りもかなりの度数ですけどね。

でもだからこそのアルコールによる「キレ」もあるのでしょうね。
だから食事にも合う!ただ弱い方は本当に注意が必要ですよー

くはーーーーっ!!なんという輝き!!このピンク、美しすぎる!!
こちらは「心のたたき」!たまらん!あぁたまらん!!

そして、こちらもホルモン系のおつまみとしては筆頭の「生せんまい」!
この酢味噌でいただくのが一番美味しい。あらたさんのは全く臭みがない!うまし。

久しぶりのお店でやや緊張もありましたが、やっと慣れてきました。
ご一緒した同僚とはバカ話に花が咲く笑  壁に据え置きの黒電話はナイス演出ね♪

そうそう。言い忘れてましたけど、ボクって結構、お酒は強いんですよねw
「弱くはない」とか言ってましたけど、世の中平均的には強い方?

ん!というわけで、やはりお代わり、進んじゃいます〜!
素晴らしいんです、この特製ハイボール!

なんだろうな、この味わいわ。ふじ井さんと同じでジンジャー風味は確かですがね。
ベースのお酒がわからない。単なる焼酎とも思えない。

でもこの度数と切れ味が、繰り出される肉料理とバツグンに合うんですねー!
口の中をリセットしてくれる感じ。

そういうのはドライチューハイの、焼酎ハイボールの醍醐味ですけどね。
基本機能ね。

続いては焼き物がきましたねー!「タン焼き、串焼き」
これはまたなんとも肉肉しい!ガッツリ喰らう感じがたまりません。

またまたハイボールが飲めてしまう。
飲むとまた食べたくなる。あぁ幸せの連鎖反応。

おっ!これは「ふじ井」さんでもいただきましたねコールドタン。。
あ、いや、こちらでは「コールタン」という表記になっています。

コールドっていうからには冷凍してあったのかしら?
食べる時には全然そんなことなくて、湯引きしてある感じかな。

タンならではの凝縮感はありつつ、どこかあっさりいただける。
辛子をつけてお酒とともに飲めば素晴らしきおつまみですね!

おおっと!ちゅどーーん!と最後に登場は「フク照焼」!?
「フク」っていうのは牛肉の部位の名前でしょうね。プップギ?肺?

ともかく独特の風味がお酒を誘う、これまた珍しいおつまみです。
そしてご覧の通り2人前とはいえボリュームたっぷり。

大将からは「いったんここまでね」のお声掛け。
初心者用のお任せは見事なお肉のフルコースといったあしらい。

がっつりいただいたボクたちは大満足なわけですが、やっぱりお酒が足りなくて。
大丈夫、それなりに強いですから、ボクたち笑

お代わりでーす!
ともかく、あらたさんはらお酒もお肉もどちらも主役!
どちらも一緒にいただくからこその、このミラクルワールドなんですね。

しかし開店前からの大行列がよくわかりますね。
つまり「並んでも食べたい」お店、ということ。

お店の雰囲気もよくってお客さんも上質なので落ち着いていただけます。
またなにかのご褒美にでもうかがいたいですね。

いやぁ満喫でした!
ごちそうさまでーす!

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